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食事の後、腸がゴロゴロする....

そんな症状に悩んでいる方、少なくないのではないでしょうか。

WSJによると、アメリカでは45歳以下の人の12%が、下痢、便秘などを引き起こす『IBS・過敏性腸炎』苦しんでいるそうで、男性よりも女性に多くみられるそうです。

この過敏性腸炎のために、過去1年でFDAによって二つの新しい薬が認可されたそうで、新しい治療法が注目されているエリアでもあります。

そんな中、食事によって過敏性腸炎を改善するという『低フォドマップ』と呼ばれる食事法を耳にする機会も増えました。

これはオーストラリア発症の食事法で

『フォドマップ・FODMAP』とは、『fermentable oligosaccharides, disaccharides, monosaccharides and polyols』の略で、腸で吸収されにくい砂糖類やその他の原材料です。患者はFODMAP値が高い、アスパラガス、牛乳製品、一定の豆類などの食品を避けて、ズッキーニ、バナナ、一定のチーズ、グルテンフリーのパンやシリアルといったFODMAP値が低い食品を食べるようアドバイスされます。

Fodmap is an acronym for “fermentable oligosaccharides, disaccharides, monosaccharides and polyols”—a group of sugars and other food ingredients poorly absorbed in the gut. Patients are advised to restrict eating foods with high amounts including asparagus, apples, cow’s milk and certain beans. They are encouraged to eat foods with lower amounts, including zucchini, bananas, certain cheeses and gluten-free breads and cereal. 
WSJより

ちなみに、fermentable oligosaccharides 発酵性オリゴ糖、 disaccharides 二糖類、 monosaccharaides 単糖類、 polyol ポリオールで、これらは小腸で吸収されないため、大腸で発酵してしまうのだそうです。

同紙でFODMAP値が高い低い食品と高い食品が紹介されていました。

野菜
低:なす、アルファーファー、ビーンスプラウト、グリーン豆、にんじん
高:アンティーク、アスパラガス、オニオン、セロリ、ガーリック

果物
低:いちご、バナナ、オレンジ、メロン、ぶどう
高:すいか、りんご、洋梨、マンゴ、桃

豆・ナッツ類
低:ピーカン、くるみ、マカデミアナッツ、ピーナッツ
高:カシュー、豆、大角豆

乳製品
低:スイスチーズ、ラクトスフリーミルク、ラクトスフリーヨーグルト
高:アイスクリーム、牛のミルク、サワークリーム、カスタードクリーム
WSJより

こうしてみると、個人的に、野菜や果物などは、普段FODMAP値が高いもの好んで食べている気もします....

私が、ガスが溜まる.... と感じるのは、特に赤みの肉やチーズなどの乳製品を摂取した時。次の日は体臭まで変わっています。 やはり消化がスムーズにいかない食品は負担になりやすいです。

特に症状がない方は、神経質になる必要はないですが、慢性的に腸が弱い....という方は試してみる価値があるかもしれませんね。

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