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今日はちょっと辛口記事です。

仕事でもプライベートでも、自分の思うように物事を進めたいと思うのが人の常ですが、どんな場面でも、相手の側に立って物事を考えることは、スムーズに交渉を進めるためには欠かせません。

相手の側に立つ、とは、相手がどんなことを望み、利益と考えているのか。自分が何を提供すれば、相手のニーズが満たせるのかということです。

それを無視して、自分側の『これが欲しい』『こう進めたい』』『こうして欲しい』という要望ばかり伝えても、相手からは『どうしてあなたにそんなことをしなくちゃならいの?』と思われてしまいます。

周囲を見ていても、ビジネスで成功している人は、交渉がとても上手く、結局はお互いに同じくらいの利益があるWinWinの関係でなければ、何事も長続きしないことをよく理解しています。

例えば、ブログなどをしていますと、コンタクトを頂くことも多いのですが、その中でも、話を聞きたい、情報交換したい、といった内容でご連絡を頂くことも少なくありません。

先日も、一度もお目にかかったことがなく、SNSでも交流のない女性の方から、「今度NYに行くのでウェルネス関係の話を直接聞きたい」というご連絡を頂きましたので、コンサルティング/情報提供にかかるフィーをお伝えしたところ

お金を払う余裕はないけれど、私に興味があるので30分でも良いので話せないか

というお返事を頂きました。


ここで、とても不思議に思うのが、このご提案は私にとっていったいどんなメリットがあるのだろう?ということです。

もちろん友人や、信頼できる方から紹介頂いた方であれば、損得なしに楽しい時間を過ごさせて頂きますが、全く面識がない相手対し、「(相手が仕事として生計を立てていることに)興味があるので、自分は何も提供しないけれど、時間を割いて教えて欲しい」といった言い方をしても、躊躇されるケースがほとんどではないでしょうか。

つい先日も、 NYでイメージコンサルタントとして活躍している友人が、同業者の方から「ちょっと教えて欲しいんですけど....」と言って、彼女が何年もかけて積み上げたメソッドの情報を欲しいと言われることが少なくないと嘆いていました。

逆に、最初からこちらの立場を尊重してコンタクトを下さる方は、その後も信頼関係が出来て、良い関係を築かせて頂くことがほとんどです。このため、こちらとしても、損得よりも、役に立てることに喜びを感じられるようになります。

ですので、損を取って得を取るではないですが、まず相手のことを考えるのは、とても有利な交渉術だと思います。




また、時折、採用のお問い合わせを頂くこともあります。

その時に多いのが、「以前から美容・健康に関心があり、また海外に住むきっかけが欲しいので、採用の余地があるのならば検討して欲しい」といったお問い合わせなのですが、その方の関心を満たしたり、きっかけを作るために採用する会社はほとんどないと思います。

一方的な希望を伝えるよりも、自分には何ができて、どう会社のメリットになるのか、ということをアピールされた方が、可能性ははるかにアップするはず。このようにコンタクトをされていてはとても損です。

仕事でもプライベートでも、常に相手の利益も考える、お互いにとってWin Winな落とし所で自分の要望を叶えるというのは、とても大事なことだと思います。

そんなことを言っている私自身がまだまだ未熟者ですが、周囲の素晴らしい先輩方から学んで精進していきたいです。



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