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今、アメリカのウェルネス界で大きなトレンドとなっているのがアダプトゲンと言われるスーパーハーブとマッシュルーム。

このブームの仕掛け人と言われているのが、コールドプレスジュースやローフードスナックを提供するLA発のMoon Juiceです。(Moon Juiceの詳細はこちらの過去記事から読めます。)

2012年に1軒目の店舗がオープンし、2014年頃からハリウッドセレブの顧客が増え始め、2015年にグウィネス・パルトロウのウェブサイトGoopで紹介されたことにより、その人気は全米に広がりました。



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Moon JuiceとMoon Dustとは

その人気が爆発的に広まった大きな理由の一つが、Moon Dustと呼ばれる、アダプトゲンをミックスしたパウダーの存在。

Beauty・Sex・Brain・Power・Spilit・Dreamと目的別に数種類のアダプトゲンがミックスされステビアで甘みがつけられています。

今やこのMoon Dustは、NYのナチュラルビューティー・ウェルネス関連のショップはもちろんのこと、セレクトショップ、さらにSaks Fifth Avenueなどのデパートメントストアまで、ありとあらゆる場で目にします。

コンセプトの新しさとリーチしやすさに加えて、その人気を後押ししているのが、その効果の高さ。特にBeautyとSexは数回から数週間の使用で、明らかな効果を実感する人が多くリピート率が高いと言われています。

このMoon Dustについて、先日のニューヨークタイムズマガジンで『Empire of Dust(ダストの帝国)』というタイトルで紹介されていました。

この記事によると、Moon Dustはベンチャーキャプタリストが言うところの『infection poit(湾曲点)』になった商品。

その理由として以下が挙げられます

・コールドプレスジュースと異なり、パッケージしやすく、郵送も簡単

・消費期限が長い

・大手企業の競合がない

・美容サプリメントとしてSaks Fifth Avenueなどの店でも販売可能

このため、大量生産が可能となります。

さらに、42.5g入りの瓶で30ドルとジュースやスナックと比較して販売単価が高い一方、消費者からみると、一度の使用分が2~3ドルとお手頃なプライスであり、リピートしやすいのも利点です。

食のビジネスをするものとしては、これ以上ないほどの商品と言えるでしょう。

ただし、これらのDustに使用されているのは、中国漢方やアユールベーダのパウダーがほとんどですが、中国漢方の多くは、日本では医療用医薬品として認定されており、市販のサプリメントとしては使用できません。

アメリカでは、ハーブや中国漢方に関する歴史が浅いため、新しいものとして抵抗なく取り入れる人が多いですが、日本では違った捉えられ方になるでしょう。

創設者のアマンダ・ベーコン(Amanda Chantal Bacon)は34歳のシングルマザー。マンハッタンで生まれ育った彼女は、幼い頃から体が弱く、5歳の時にアユールベーダのドクターから、乳製品・砂糖・グルテンをカットするように言われ、以来、食べものが体に与える影響に多大な興味を持っていたそう。




10代の頃は、学習障害や精神病と診断されたというアマンダですが、好きなことだけ追求して、ここまでの成功を納めたのですから、かなりタフなのでしょう。イノセントな外見ですが、動画で見るとかなりパワフルです。

私の個人的にますますはまっているアダプトゲンなのですが、種類が増えてくると、単にスムージーに入れるだけではつまらないので、色々なレシピを試しているのですが、チョコレートやアイスクリームに入れると、サプリメント感覚で食べられるのが楽しくてはまっています。

またお気に入りのレシピもご紹介しますね。



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