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12歳でレイプされ、その後、自分の体を擁壁にするために、食べて、食べて、食べ続けた..

そんな衝撃的な過去と、30年以上に渡る苦しみが綴られたRoxan Gay(ロクザン・ゲイ)の自叙伝・Hunger(ハンガー)。

衝撃の自叙伝・Hunger(ハンガー)

12歳で、ボーイフレンドとその友人たちにレイプされ、その後、13歳で全寮制の学校に入り2ヶ月半で15キロ太ったことを皮切りに、食べることに逃避し、20代後半で260キロまで増えたという彼女は、自分の体を大きくし続けることでしか、安心できなったと言います。

悲しいことに、最近は、性的暴力に関する話題を耳にすることが多いですが、これにより被害者は人生が破壊され、その後ずっと苦しみ続けることになる、という事実に、改めて大きなショックを受ける本です。

過去記事でご紹介した、NYのカリスマセックスセラピスト・Esther Perel(エスター・ペレル)のセッションでも登場しますが、被害に会うのは女性だけではありません。

幼い頃、年上の男性から被害を受けた男性も同様に一生苦しみ続けます。

彼女・彼らは、まずそんな目にあった自分を責めるんです。

自分が抵抗しなかったから、恥ずかしくて誰にも言えなかったから、そして、自分は価値がない人間だからこうなったんだと自分を責め、そこから逃れるために、アルコールやドラッグに走ったり、セックス依存症になったり、ロクザン・ゲイのように、摂食障害や睡眠障害を患ったり、他社と健全な関係を築けない、といった後遺症が残ります。

12歳で被害にあい、その後ずっと誰にも言えず苦しみ続けてきた女の子を思うと、本当に胸が痛みます。

要塞を積み上げて心を守ろうとすればするほど、自由が失われていく...

The bigger my body becomes the smaller my world becomes
太れば太るほど、世界が小さくなっていく

性的暴力のトラウマに加えて、太った人間への差別や偏見を背負って生きてきた著者の言葉が胸に響く一冊です。



摂食障害は、論理的なテクニックだけで治るものではありません。その背景には、食べ物に快感を求めざる得なかったり、自分を飢餓状態に追い込まざる得ない精神状態があることがほとんどです。

症状が長く続く場合は、精神科などの専門家に相談することが大切です。

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