ニューヨークのメディアも大絶賛のオスカー最有力候補作品
1950年代のニューヨーク。一目で禁断の恋に落ちた二人の女本年度のオスカー最有力候補と言われる映画「キャロル」素晴らしかったです。
デパートの売り子として働くテレーズ(ルーニー・マラ)は、買い物にやってきた美しい年上の女キャロル(ケイト・ブランシェット)に心を奪われる。それぞれ夫と子供、そしてボーイフレンドがいる身でありながら、二人は恋に落ちる…
原作は「太陽がいっぱい」などで知られるパトリシア・ハイスミスの「The price of salt」で、当初は別の名で発表していたそうです。彼女の自伝とも言われる同書は、まだ同性愛がタブーだった当時、”ハッピーエンディングで終わる初のレズビアン小説”として伝説の存在だったのだとか。
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)と言えば、数年前に主演したウッディ・アレン監督の「ブルージャスミン」でも圧倒されましたが、今回のキャロルも、彼女以外にこの役を演じられる女優はいないのでは?というくらいはまってました。
あの迫力、本当にすごい。
対してルーニー・マラ(Rooney Mara)の初々しさが、ほどよく爽やかなミックスになってます。
欲しいものを追い求める生き方
同性愛者が自由に生きられなかった当時、葛藤を抱えながら”普通”の結婚生活を送っていた人も少なくなかったのでしょう。そんな中、自分の心に嘘をつかず、欲しいものを追い求める生き方に胸を打たれます。1950年代のファッションや、ニューヨークの映像も素晴らしいです。
日本でも2月に公開予定です。日本公式サイトはこちら☆
連載のお知らせ
来年から「Brillant Cinema Club」で隔週で連載させて頂くことになっています。第一回目は
”映画「キャロル」とニューヨーク流・欲しいものをつかむ生き方”
というテーマで書かせて頂く予定です。
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