NY で デトックス

NY流食べてきれいになるメソッド・簡単ヘルシーレシピ・ふっくら美肌と引き締まった体を作る食事・NY発のウェルネス&ビューティートレンド

2015年12月



ニューヨークのメディアも大絶賛のオスカー最有力候補作品

1950年代のニューヨーク。一目で禁断の恋に落ちた二人の女

本年度のオスカー最有力候補と言われる映画「キャロル」素晴らしかったです。

デパートの売り子として働くテレーズ(ルーニー・マラ)は、買い物にやってきた美しい年上の女キャロル(ケイト・ブランシェット)に心を奪われる。それぞれ夫と子供、そしてボーイフレンドがいる身でありながら、二人は恋に落ちる…

原作は「太陽がいっぱい」などで知られるパトリシア・ハイスミスの「The price of salt」で、当初は別の名で発表していたそうです。彼女の自伝とも言われる同書は、まだ同性愛がタブーだった当時、”ハッピーエンディングで終わる初のレズビアン小説”として伝説の存在だったのだとか。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)と言えば、数年前に主演したウッディ・アレン監督の「ブルージャスミン」でも圧倒されましたが、今回のキャロルも、彼女以外にこの役を演じられる女優はいないのでは?というくらいはまってました。

あの迫力、本当にすごい。

対してルーニー・マラ(Rooney Mara)の初々しさが、ほどよく爽やかなミックスになってます。

欲しいものを追い求める生き方

同性愛者が自由に生きられなかった当時、葛藤を抱えながら”普通”の結婚生活を送っていた人も少なくなかったのでしょう。そんな中、自分の心に嘘をつかず、欲しいものを追い求める生き方に胸を打たれます。

1950年代のファッションや、ニューヨークの映像も素晴らしいです。

日本でも2月に公開予定です。日本公式サイトはこちら

連載のお知らせ

来年から「Brillant Cinema Club」で隔週で連載させて頂くことになっています。

第一回目は
”映画「キャロル」とニューヨーク流・欲しいものをつかむ生き方”
というテーマで書かせて頂く予定です。

映画のように素敵な人生を歩むための大人の女性マガジン、と題された「Brillant Cinema Club」では、海外の映画・ドラマ情報はもちろん、ライフスタイルやファッション・ビューティーなど個性的な情報を発信するとても面白いウェブマガジンです。

ぜひチェックしてみて下さいませ。 



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なぜスープやブロスはジュースよりも優れているのか

ニューヨークではジュースやスムージーは過去のものとなり、代わりにスープやブロスでのクレンズが人気

と以前こちらの記事でご紹介しましたが

こう寒くなってくると、トレンドに関係なく、冷えたジュースよりも芯から温めてくれるスープが恋しくなります。

さらにスープであれば、果糖の代わりにアミノ酸などの栄養素を摂取できるのも優れた点ですよね。

実はブームになる数年前から、友人がたびたび手作りブロスをわけてくれていたのですが、普段牛や豚など赤みの肉を食べないこともあり、スープに入っているにもあんまり、、と積極的に食べずにいました。

それが一転、お肉から抽出されたアミノ酸をスープとして摂取するのは、老廃物を出さず効果的に栄養素を吸収するのに最適、と学んで以来積極的に摂取するようにしています。

自宅で作れるスープ(ブロス)のレシピ

栄養分をたっぷり含んでいるこのスープを、自宅でも簡単につくれるレシピを「Well and Good」からご紹介します。

<材料>
オーガニックで牧草飼育の牛のテールやモモの骨 約1.5〜2kg
ショウガ 5cm程度のものを厚めの輪切
玉ネギ  2〜3個を厚めのスライス
ネギの白い部分 3〜5本
シアントロ、パセリ、タイム、ローズマリーなど好みのハーブ 1/4〜1/2カップ
ココナッツオイルもしくはゴマ油 大さじ1
ローリエの葉 3〜4枚
リンゴ酢 1/4カップ(骨に含まれたミネラルがスープにとけ出すのを助ける)
シーソルト
刻んだセロリとガーリックをお好みで


<つくり方>
大きめの鍋に骨が全てカバーされるほど水を入れて火にかけます。アクを取るため10分ほど火にかけて鍋の水を捨てます。浄水した水約5.5〜7.5リットル、ジンジャー、ネギ、玉ねぎ、リンゴ酢を加えて一度沸騰させた後、火を弱めて表面に浮いた脂肪やカスを取りながら6時間から8時間煮込みます。必要に応じて水を加えて下さい。最後の30分でオイルを加え、残り15分から5分でハーブを加えます(固さに応じてローズマリーは先に、パセリは最後に加えます)。さらに火を止める直前に塩を加えて味を整えます。


(「Well and Good」より)

より美容効果を高めるには

これに加えて、鰹節や煮干しなど海の物を加えると、さらにアミノ酸のバランスが増すそうです。

日本では牧草飼育でオーガニックの肉を探すのが一苦労かもしれませんが、 長時間煮込むのでできるだけ良いお肉を使ったほうが良いと思います。

たっぷり作って製氷機で凍らせておいても便利です。 

消化に負担をかけずアミノ酸が効率的に摂取できて体も温めてくれるスープやブロスは、まさに冬に最適なデトックスです。



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JulianneMoore

男性が若い女性を好むのは自然なこと

20代後半で日本を出て、今やアラフォーになりましたが

一番年齢が気になっていたのは、34歳の頃でした。

その頃はセルフエスティームも低くて、周囲からの評価で自分の価値を決めていたため、「年齢」という計りがとても気になっていたんだ
、と今は思います。

国籍に関わらず、男性が若い女性を好むのはきっと生物学的な側面もあって自然なことなんだと思います。

女性が、逞しくて生活力のある男性に惹かれるのと同じですよね。

他の誰かの価値観に振り回されない

なんな中で、アラフォー女性にとって、日本が他の国よりも生きずらいと感じる面があるとしたら

それは日本での価値観が偏りすぎている部分になるように感じます。

アメリカでは「looking good/great」という褒め言葉をよく使いますが、「looking younger」と褒めることはありません。

20代でも50代でも、見た目がいい人は素敵、という単純な価値観なんです。日本のように、アラフォー(アラフィフ)のわりに、アラフォー(アラフィフ)のくせに、といった感覚はあまりないように思います。

そうは言っても、50代の美しい女性よりも、20代の美しい女性の方が多くの男性にモテる、というのは事実です。

しかし、50歳になって、20代の頃のように多くの男性から言い寄られる必要もないですし

多くの男性は自分よりも若い女性を好む、ということに傷つくのもナンセンス。

一番大切なことは、自分がありのままの自分を受け入れる、ということだと思います。さらに、そんな自分をありのまま愛してくれるパートナーがいたら、それだけで十分です。

まずは自分が変わる

アメリカの女性が憧れる50代といえばジュリアン・ムーア(Julianne Moore)。

あのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)いわく、この世で最もエレガントな女性。

現在53歳だそうですが、驚くほど若くみえるわけでもありませんし、シワも年相応にあります。


もし今、年齢を重ねることを不安に思っている女性がいたら

外見の変化やこれまでの経験も含めて、自分がありのままの自分を受け入れることができたら、年を取ることなんて全然気になりません。

むしろ、色々なわずらわしいことから解放されて、自分らしく生きられるようになって、人生ますます楽しくなると思います。



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ニューヨークの弁護士はみな不幸!?

「また弁護士として働くくらいなら窓から飛び降りる!」

とはコロンビアのロースクールを出て、大手弁護士事務所で企業法務を担当していた友人L。

20歳年上の投資家の旦那さんとの結婚を機に仕事をやめて、今は双子ちゃんのママをしているのですが、旦那さんが十分な資金を残さず先立ってしまった時に、また弁護士として働かなくてはいけないかもしれない、という可能性を考えると生きているのが嫌になるそうです。

アメリカでは、道を歩けば弁護士にあたる、なんて言われますが、まさに私の周囲を見渡しても四人に一人は弁護士、という程度にたくさんいます。

そんな中で、前から薄々思っていたのが

どういう訳かみんな生きるのが辛そう...!

ということ。

Lの他にもイェール出身で、旦那さんも弁護士のSも同様で

口の悪い友人が
「あの辛気臭い顔をみていると、こっちまで英気が吸い取られる」

というくらい、激務とプレッシャーで疲れ果てて、しばしば鬱状態になっているし。

軽めの専門分野でバランスを取っている人もいるのですが、個人的観察によると、特にコーポレート系は、ものすごい仕事量とプレッシャーで全滅に近い気がします。

ミリオンの年収でもお金が足りない!と思う心理

そもそも、そういった層は夫婦合わせてハーフミリオンからミリオンに近い年収があることが多いのですが、ニューヨークのアッパーイースト辺りに住んで、スーパーリッチたちに囲まれると「全然お金足りない!」といった意識が生まれやすく

これしきのお金のために、奴隷のように働かなくてはいけないなんて...

といった、普通では考えられない感覚を持ってしまうこともあるようなのです。

そんな中でも今幸せそうなのが、アメリカとロシアでW弁護士資格を持つCで

彼女はモスクワで数年間働いた後、ニューヨークに戻って企業法務に関わっていたのですが、ほとほと嫌になりバリに逃亡してヨガの先生になってみたり、FITでファッションを学んでみたりした後、40手前でできちゃった婚して二人続けて出産。今は友人のスタートアップを手伝ったりして気ままにやっているようです。

旦那さんも弁護士なのですが、現在FBIで働いているそうで、夫婦揃ってお金よりも好きなことをする主義のよう。

本当の幸せってなんだろう

もちろん、高い志を持っている弁護士も、仕事を愛している弁護士もたくさんいらっしゃるでしょう。

弁護士に限らず、少しでも良い生活=よりファンシーなアパートにサマーハウス、子供のプライベートスクール、バケーションetc.のために好きでもない仕事をするのはしんどいです。

それなら、ドアマンなしのボロボロのウォークアップビルでも、サマーハウスはレンタルでもいいから、好きなことをして食べられた方がハッピー度が高い

最近本当にそう思います。





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ファスティングやクレンズの弊害

ニューヨークでは、数年前まで、ジュース、スムージー、ローフードが大ブームになっていましたが、今では一段落し、その付き合い方もすっかり変わりました。

以前は、ランチの代わりにグリーンジュースを飲んだり、ジュースファスティングとして、一定期間ジュースだけで過ごす人も多かったのですが、現在では健康的な食生活の一環として、無理なく毎日の生活に取り入れるようになったのです。

ジュースだけのクレンズは、消化器官を休ませて、酵素、ビタミン、ミネラルなどをダイレクトに摂取できるという利点はあるものの、果物を多く使用したジュースでは、糖分を摂りすぎてしまいますし

ファスティングやクレンズ中の空腹感や減退感、血糖値の上下による気分のムラもおこりやくなります

私も4〜5年前は、毎朝コールドプレスジュースを飲み、頻繁にジュースファスティングをしていました。

ジュースクレンズ中は老廃物も沢山排出しますし、生きた栄養素のおかげで肌もツヤツヤになりますが、運動や仕事をするエネルギーが維持出来なかったり、クレンズ後にリバウンドで食べ過ぎてしまったり

ライフスタイルとして取り入れるには注意点も多いように感じていました。

確かにファスティング後の爽快感は素晴らしく、気分もハイになるのですが、その後食べ過ぎてしまったり、ファスティングの時期が近づくと鬱気味になったりしていたのです。

あの頃は、定期的に行わないと体に老廃物が溜まってしまう!と思い込んでいましたが、体にはもちろん心にも大きな負担になっていたように思います。 

ニューヨークではクレンズの概念が変わった

そんな中、ニューヨークで注目を浴びるようになったのが、不要なものは省き、体が本当に必要とする栄養素をしっかり摂取するという「食べるクレンズ」です。

ジュースに代わって、野菜中心で、繊維も摂取できるスープによるクレンズ

さらに砂糖、小麦粉、乳製品、添加物などの不要な食材を排除した「クリーンイーティング」と呼ばれる野菜、果物、穀物、豆類、良質の油を中心とした食べるクレンズを、空腹を我慢しないクレンズとして取り入れるニューヨーカーが増えています。

私も今では、ジュースはたまに購入して飲む程度で、ファスティングもしていません。

朝食はプロテインパウダーを入れたグリーンスムージー、昼は卵、豆類、サーモンなどのタンパク質とキノアや玄米などのタンパク質、夜はスープ、グリルした野菜と魚など、バランスの取れた食事を心がけて、極端なダイエットは避けています。
 

日本でのジュースブームへの懸念


日本でもここ1、2年ジュースやローフードが流行っていますが、必要な栄養ををしっかり摂取せず、極端なファスティング、クレンズ、ローフードに偏った食生活で、糖分ばかりの食事になっている 人が少なくないように思います。

体に無理がある極端なファスティングやクレンズよりも、毎日の生活で負担なく取り入れられるサステナブル(持続可能)な健康的な食事の方が、心も体も安定してハッピーになりますよ。

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