今回USDA(米国農務省)が、オーガニック商品への使用を不可としたのが、カラギーナンと呼ばれる添加物。
*USDAが使用を不可にしたカラギーナンとは
このガラギーナンは海藻から抽出された成分で、ヨーグルトやアイスクリーム、アーモンドミルクなどノンデイリー商品にとろみをつける添加物としてアメリカや日本で使用されています。ガラギーナンの有害性に関しては以前から賛否両論あったようですが、今回不使用が決定した一番の理由は、同成分が消化器系の炎症の原因となるとされているため。
15人の委員会が様々な論文をレビューした結果、10-5の判決で不使用となったそうです。
低脂肪ヨーグルトやノンデイリーミルク、ヨーグルトには、テクスチャーを調整するために、実に多くの添加物が使用されています。
しかし、このカラギーナンを”processing aid(加工助成剤)”として使用した場合は原材料のリストに記載されないこともあります。
そこで、こちらのサイトでは、同成分を使用した商品、不使用のアメリカの商品がリストになっていますので、参考になります。
日本でもカラギーナンは、調整豆乳、アイス、ヨーグルト、ドレッシングなどに使われています。
使用量は微量ですので、食べてすぐに体に影響が出るとは考え難いですが、これが毎日、何年・何十年ともなると話は別。
特に毎日食べる商品ほど、原材料を十分にチェックすると同時に、同じ商品ばかり食べ続けるのではなく、別のメーカーのものと交互に食べることも、一定の物質を体内に蓄積しないために大切です。
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