@ satomishiraishi_nydetox
どれだけ食生活を改善しても、コーヒーだけはやめられない...という方多いのではないでしょうか。
私はもう20年近くお茶派でコーヒーはほとんど飲んでいなかったのですが、二人目の妊娠後期に無性にコーヒーを飲みたくなって、10年ぶりに飲み始めたんです。
過去記事:コーヒーを飲むべきこれだけの理由
コーヒーに関しては、体に良い悪い・色々な論議がありますが、ここ数年のバターコーヒーブームもあり、代謝アップ・抗がん作用・記憶力アップ・長生きなど数々のメリットがあるという説が広く認識されるようになりました。
そんな中、先日あるPodcastの女性ホルモンに関するトピックで『女性はコーヒーをはじめとするカフェインは一切摂取すべきでない』という話題があり、気になり調べてみました。
女性ホルモンとコーヒーの関係
アリッサ・ビッティ(Alisa Vitti)は、ジョンズホプキンス大学と私の母校でもあるInstitute for integrative nutritionで学んだホルモンの専門家で、ニューヨークタイムズのベストセラーにもなっている『Women's Code』の著者です。女性はカフェインを摂取すべきでないと主張する理由として
1. カフェインは胸や卵巣にできる『ほうのう』の原因になる。
このため、特に多嚢性卵巣症候群、子宮筋腫、子宮内膜症などを患っている女性は、カフェインの摂取により、ほうのうを増やしてしまいます。
上記の症状がなくても、ホルモンに敏感な人にとっても、ホルモンのシステムが乱れる原因になります。
2.遺伝子によってカフェインを代謝できる人とそうでない人がいる
カフェインはCYP1A2と呼ばれる酵素によって肝臓で分解されます。体内でこの酵素が多く作られていれば、カフェインを分解しやすいのですが、逆に少ない人や、変異している人は、分解が遅い、もしくは分解ができません。CYP1A2を多く持っている人は全体の10%程度しかいないそう。
また、このCYP1A2は、エストロゲンの分解にも使われます。このため、エストロゲン過多による多嚢性卵巣症候群、子宮筋腫、子宮内膜症といった症状を持っている場合は、カフェインも分解できない可能性が高いのです。
3.カフェインは不妊率を高める
・一日3杯のコーヒーを飲む男女は流産の可能性を74%も高める
・カフェインは不妊の原因になりえる・妊娠初期のカフェインは早期流産の原因になる・コーヒーはコルチゾール量を増やし、腎臓副腎にストレスとなり、排卵を乱す・コーヒーはビタミンやミネラルを枯渇させ、さらにその酸性が腸内環境の妨げとなる
flowliving.com
こうしてみるとかなりショックですよね😱
ただし、一日1~2杯のコーヒーを飲んだ場合では、流産率に影響はなかったとのことで、過剰にカフェインを摂取した場合に問題がでてくるようです。
私も妊娠中にドクターに聞いたところ、一日1杯までなら良いと言われました。
加えて、女性は男性よりも長く栄養素を体内にためておくように作られているため、カフェインやアルコールの分解・排出に時間がかかります。このため、男性と同じ量のカフェインを摂取するのが女性に良いわけではありません。
もしカフェインを分解しやすい体質だとしても、女性は、朝の空腹時に摂取することを避け、食事の後に少量とるようにした方が良いそうです。
コーヒーに限らず、どんなものでもどの角度から捉えるかによって、体に良くも悪くもなり得ます。
男性にとってカフェインによるバイオハッキングにはメリットが多くても、更年期前の女性にとってはデメリットの方が大きいというのは目から鱗でした。
これを知ってからコーヒーを含む全てのカフェインをカットして数日たちます。
コーヒーを飲んでいる間に感じたのが、朝コーヒーを飲むと、午後は紅茶を飲んで、夜は緑茶...というように一日中カフェインを欲するようになるということ。
こうしてみるとかなりショックですよね😱
ただし、一日1~2杯のコーヒーを飲んだ場合では、流産率に影響はなかったとのことで、過剰にカフェインを摂取した場合に問題がでてくるようです。
私も妊娠中にドクターに聞いたところ、一日1杯までなら良いと言われました。
バターコーヒーが女性に良くない理由
アリッサいわく、バターコーヒーのBulletproof Coffeeは、テストステロンとコルチゾールを増やしたい男性には良くても、女性、特に更年期を迎える前の女性にはホルモンバランスを乱す原因となるため御法度とのこと。加えて、女性は男性よりも長く栄養素を体内にためておくように作られているため、カフェインやアルコールの分解・排出に時間がかかります。このため、男性と同じ量のカフェインを摂取するのが女性に良いわけではありません。
もしカフェインを分解しやすい体質だとしても、女性は、朝の空腹時に摂取することを避け、食事の後に少量とるようにした方が良いそうです。
コーヒーに限らず、どんなものでもどの角度から捉えるかによって、体に良くも悪くもなり得ます。
男性にとってカフェインによるバイオハッキングにはメリットが多くても、更年期前の女性にとってはデメリットの方が大きいというのは目から鱗でした。
これを知ってからコーヒーを含む全てのカフェインをカットして数日たちます。
コーヒーを飲んでいる間に感じたのが、朝コーヒーを飲むと、午後は紅茶を飲んで、夜は緑茶...というように一日中カフェインを欲するようになるということ。
逆に完全にカットすると、一日安定しやすいように感じます。
なによりコーヒーが大好きで、飲んでもマイナスな影響を感じない...という方は飲み方と品質に注意して少量を楽しまれたら良いと思います。
一方妊活中の方、近い将来妊娠を望んでいる方、生理痛に悩んでいる方などは、カフェインを絶って様子をみる価値はあるでしょう。
私はしばらくカットして体の反応をみた後は、ランチの後などに時々楽しむ嗜好品にしておこうと思います。
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