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腸内環境が体全体の健康や肌の状態に大きな影響を与える...という認識がアメリカで広がったのは、ここ5年ほどでしょうか。
アメリカでのプロバイオティック(乳酸菌)ブームはまだまだ続きそうですが、それ以前は、多くのアメリカ人にとって、発酵食品はそれほど身近なものではありませんでした。
今でこそ、Kombucha・コンブチャからKimuchi・キムチまで、毎日必ず発酵食品を摂取する人は多いですが、日本人のように、アメリカ人が昔から伝統的に食べていた発酵食品はほとんどありません。
加えて、アメリカの典型的な食事は、赤みの肉、小麦、乳製品等の摂取量が多く、伝統的な日本食を食べている日本人と比較すると、腸内環境に優しい内容とは言えません。
このため、アメリカ人が発酵食品やプロバイオティックスを摂取すると、より効果を実感しやすいようです。
そんなプロバイオティックスブームから、腸内環境の重要さを調査する研究も増えていますが、最近、目にする機会が増えたのが、腸内環境と心の関係に関する研究です。
例えば、今年に入って発表されたBrain, Behavior, and Immunity は、800人のティーンネイジャーを対象にした研究です。
14歳の時に普段の食事についての質問に答えた800人が、3年後の17歳の時にメンタルヘルスに関する調査に答えたそう。そして専門家が、その答えと、BMIや体内の炎症のレベルとと比較したそうです。
参加者は以下の二つのグループに分けられました。
1.西洋式食事-赤みの肉、頻繁な外食、大量の甘いお菓子-を摂取するグループ
2.健康的な食事-沢山の野菜・果物、脂肪の少ないタンパク質、ホールグレイン-を摂取するグループ
研究によると、前者の西洋式食事のグループには高いBMIと炎症率が見られたそうです。さらに、これらのグループには、鬱などのメンタルヘルスを患う割合が増えていたと言います。
このエリアは、まだまだ多くの研究が必要とされていますが、食べるものが精神状態に影響するというのは、個人的に納得できます。
娘を見ていても、精製された砂糖が使用されたお菓子を食べると、テンションが極端に上がって、ずーっと欲しがりますし、もらえなかった時のキレ方がすごいです💦
体の状態が良い=腸の状態が良いと、思考も行動もポジティブになるというのは、ごく自然なことに思えます。
そこで改めて実感するのが、発酵食品を豊富に含む伝統的な日本食の素晴らしさ。
特に子供達にずっと伝えていきたい世界に誇れる伝統だと思います。
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