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44もうご存知の方も多いと思いますが、Amazon(アマゾン)が米国のスーパーマーケットWhole Foods(ホールフーズマーケット)を買収しましたね。

AmazonとWhole Foodsの実情

Amazonはここ数年、Amazon Freshという名のサービスで、生鮮食料品の販売に力を入れていました。

一方、高級ヘルスフードスーパーマーケットとして、大きなブランド力を持っているWhole Foodsですが、近年、Wal-Mart(ウォールマート)を筆頭に、既存のスーパーマーケットもオーガニック製品の販売に力を入れ始めたことから、2013年のピーク時以降、売上が伸び悩み、株価も半分に下落。投資家からかなりプレッシャーをかけられていたことは、再三伝えられていました。

Whole Foods創設者でCEOのJohn Mackeyは、売却する意思はなかったようですが、ボードメンバー数人が入れ替わった後、急速に売却の話が進んだということです。売却が発表された後、Whole Foodsの株価は急上昇しました。

一見、意外な組み合わせのようにも見えますが、生鮮食品の分野を一気に拡大したいAmazonと、莫大な資金力のあるAmazonの傘下に入ることで、投資家のプレッシャーから逃れてビジネスが続けられるWhole Foodsの両者にとって利益があるのが今回の買収とも言えます。

Amazonにとっての最難関課題・生鮮食料品

Amazonにとって、最難関の課題とも言えるのが、この生鮮食料品。いまや、洗剤やトイレットペーパーから、靴や洋服、家具に至るまで、オンラインで購入する時代ですが、それでも多くの消費者が実際に見て触って購入したいと思っているのが、この生鮮食料品だからです。

800ビリオンと言われるアメリカの生鮮食料品のマーケットで、2016年にオンラインが占める生鮮食料品の売り上げはわずか2%。これを誰がどのようにシェアを伸ばしていくのか。Amazonにとっても、今後、最も重要なマーケットです。

今回の買収で、Whole FoodsはWal-Mart, Kroger, Costcoらについてアメリカで5番目にランクされることになります。

ちなみにWhole Foodsの店舗数は2017年時点で460店であるのに対し、Wal-Martは4500店。

ここ数年は、どこもEコマースの拡大に力を入れていますが、Amazonの参入でそのスピードが一気に加速することは間違いありません。

Whole Foodsのオペレーションは、今のところ大きな変更はないそうで、Amazonが今後どのようにWhole Foodsを使っていくかは、まだ明らかにされていません。オンラインでオーダーした商品をピックアップしたり、デリバリーのハブセンターのようになっていくことが予想されます。

私も個人的に、日用品や本は全てAmazon、洋服や靴もほぼオンライン、でも、生鮮食品だけはWhole Foods......という典型的な消費者であっただけに、今後Amazonが、どのように消費者の習慣を変え続けていくのか、非常に興味深いところです。



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先週末の9月16日から18日まで、ニューヨークでコーヒーフェスティバルが行われました。

The New York Coffee Festivalには、ニューヨークを含む全米からはもちろん、ヨーロッパや、韓国や日本などアジア各国から90社近くが参加。

続くサードウェーブコーヒーブーム

一般入場料が30ドルだったにも関わらず、最終日の日曜日はすごい人混みで、サードウェーブコーヒーブームの健在ぶりが伺えました。
 


会場では、ニューヨークでおなじみのサードウェーブコーヒー、Birch Coffee, Devocion, Bluestone Laneをはじめとして、トルコのイスタンブールや、ベトナムコーヒーまで、様々なコーヒーベンダーが出展していました。

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ヨーロッパ発の植物性ミルク

植物性ミルクを提供するベンダーも目立ちました。 

最近はスターバックスでもオリジナルのアーモンドミルクが提供されるようになりましたが、アメリカでは、牛乳に加えて、豆乳も飲まない人が増えているので、ナッツやシードを原材料にした植物性ミルクの需要は年々増加しています。

上のマカデミアナッツオイル、milkadamiaはオーストラリアのベンダー。アメリカにきて2年ほどだそうです。

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こちらはスウェーデン発のオーツを原材料にしたミルク、Oat-Ly。ヨーロッパで最も高いシェアを持つ植物性ミルク。

こちらの商品の誕生は1990年だそうで、ヨーロッパは植物性ミルクの歴史が長いですね。パッケージもアメリカにはない感じで新鮮。

最近は、植物性ヴィーガンチーズも人気が高まっているそうですが、サードウェーブコーヒーと植物性ミルクのブームはまだまだ続きそうです。



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美容関連の定期購買ビジネスの先駆け『Birchbox(バーチボックス)』が経営危機に陥っている一方で(過去記事はこちらから)、設立から5年足らずで、1ビリオン(1000億円以上)で売却された定期購買ビジネスがあります。

急成長したDoller Shave Clubとは

2011年に設立されたDoller Shave Club(ダラー・シェイブ・クラブ)は、会員になると初月にカミソリが一式届き、月会費を支払うと毎月替えの刃が送られてくるシステムです。

その名の通り、月会費は1ドルから、6ドル、9ドル の3種類ありますが、1ドルのコースには2ドルの送料がかかるので実質は3ドル。オリジナルの髭剃りクリームなどは別途料金がかかります。

 Doller Shave Clubがわずか数年の間で、爆発的に会員数を増やしましたが、既存の宣伝広告はほぼ使用していません。

 

注目のきっかけはYoutube

代わりにスタートアップの成功のきっかけとなったのが、共同創設者の一人、Michael Dubin(マイケル・デュビン)自ら出演するそのyoutubeのビデオ。

2200万回視聴されているそうで、Facebookのフォロワーは300万人とSNSで絶大なリーチ力を持っています。

考えてみれば、成人男性のほとんどは毎日髭を剃り、かつ定期的に刃を交換をする訳ですから、定期購買にはもってこい。買いに行く手間も省けて、3~9ドルの月会費で郵送されてくるのはリーズナブルと言えるでしょう。

このほかにも注目を浴びているのが、スタンフォード卒の29歳、Tristan Walker (トリスタン・ウォーカー)により創設されたBevel(ベヴェル)。

BEVELさん(@bevel)が投稿した写真 -



既存の髭剃りは、黒人男性特有のカールの強い髭が剃りずらく、かつ、商品数も少なかったことから、自らサービスを立ち上げたと言います。

こちらはブラシやオイルなどが全てセットになった初回セットが59.95ドル、その後は3ヶ月に一度29.95 ドルで新しいセットが送られてくるそうです。

そもそも黒人男性には、床屋で髭を剃る文化が根付いているそうで、かつ、その他の人種の男性と比べて9倍もグルーミングにお金をかけるという調査結果があるそう。

定期購買ビジネスブームが続き、各スタートアップの明暗が分かれる分岐点を迎えているようです。



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2009年にアメリカで創設されたコスメサンプルのECサイトビジネス『Birch Box(バーチボックス)』

化粧品会社と契約してサンプルを集め、毎月10ドルを払う会員にサンプルを郵送するという新しいビジネス形態で注目を集めました。

ブログやSNSを駆使してオンラインのコミュニティを築き上げ、それほどコスメに興味がなかった層にもリーチすることに成功。特にミレニアル世代にアピールする戦略をいち早く取り入れてビジネスを急成長させました。その後このモデルを真似たビジネスが多数誕生し、ブームのきっかけを作った存在でもあります。

そして、2015年にはNYのSOHOに初の店舗をオープン。

実際に店を構えることで、これまでの主なターゲットであったミレニアル世代のみならず、さらに多くの層を巻き込んでコミュニティを作ることを狙っています。

今アメリカで注目を集める、ネットからリアルへのビジネス展開として話題になりました(過去のエントリーはこちらから)。

コスメサンプルビジネスの内情と問題点

このように、時代の先を行くマーケティング・ビジネス戦略を取り続けていたBirch Boxですが、現在岐路に立たされているようです。

Birch Boxは、ウェブサイトで提携する化粧品会社のコスメを販売しており、サンプルの定期購買者には、同サイトで買い物する際に使用できる5ドルのクレジットを毎月提供していました。このため、実際には月会費が5ドルということになります。

ところが、今回発表されたのが、この5ドルのストアクレジットの廃止。経営が傾き、資金繰りも上手くいっていないことから、5ドルのクーポンを提供するのが苦しくなったようです。

Rackedによると、このクーポンの廃止により定期購買を解約する利用者が激増しているといいます。

実は近年、Birch Boxの会員には、毎月送られてくるサンプルがパターン化していることに不満を持っていた人が多かったそう。さらに、肌質や色に合わないファンデーションやセルフタンニングクリーム、髪質に合わないヘアスプレーなど、カスタマイズ化されているとは到底思えない、魅力のないサンプルばかりが送られてくるという声が増えていたと言います。

それでも会員であり続けたのは、5ドルのストアクレジットや、時折送られてくるディスカウントクーポンが欲しいため。そのクーポンが廃止されるのであれば、必要のないサンプルを購入したくないということのようです。

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2015年にオープンしたソーホーの店舗では、自分で選んだサンプルを購入できるということで、実は私もオープン後数ヶ月して行ったのですが、そこでがっかりしたのがサンプルのセレクション。

フレグランス、ヘア、スキンケア、ボディケアからそれぞれ一つずつ、計5つの好きなサンプルを選んでカスタマイズのサンプルボックスが作れるのが同店のウリなのですが、試したいと思うサンプルが全然なかったのです。

サンプルのサイズも無料で配っているものと同様のサイズ。香水やヘアスプレイの種類が多く、スキンケアは少なめでした。

立ち上げ当初は、斬新なビジネススタイルから、多くのサンプルが集まったのでしょうが、ここ数年は、同様のビジネスも増え、目新しいサンプルを仕入れて回転させるのが難しくなっているのでしょう。

一方で、同じく定期購買でも、爆発的に拡大しているビジネスがあります。意外なそのビジネスの詳細は次回お伝えしますね。



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アメリカで次々と生まれるフィットネスやウェルネスのトレンド。

最近の傾向として、ブティックジム、ブティックフィットネスと呼ばれる高級でクールなイメージとステイタスを提供するビジネスが過熱していることは先日お伝えしました。(こちらから記事が読めます:アメリカの巨額フィットネス産業の裏側

 フィットネス産業の成長を、ビジネスとプライベートエクイティ(PE)による投資の観点から捉えた本『Sweat Equity: Inside the New Economy of Mind and Body』の著者である、ブルーンバーグのニューヨーク支局長、ジェイソン・ケリー( Jason Kelly)氏による今後のフィットネスとウェルネスのトレンド動向をWell and Goodからご紹介します。


ボクシングとメディテーションに注目

『ソウルサイクル・SoulCycle』、『バリーズブートキャンプ ・Barry’s Bootcamp』, 『フライウェール・ Flywheel』に続く次に注目の100ミリオンダラーブティックフィットネスのコンセプトは何か?
ボクシングの周辺が騒がしいですね。これはポテンシャルがある直感がします。クラスには人が集まっているようですし、メリハリのある腕や上半身を強調した”より強い”外見への欲求が確実に存在します。

さらに、マインドフルネスに流れる資金にも興味があります。メディテーションスタジオ『Unplug・アンプラグ』などがその例です。メンタルの部分で良い気分になりたいという時代精神があるように思います。



ボクシングは、モデルのジジ・ハディットなどセレブにも人気があり、ニューヨークでも専門のスタジオが続々登場しています。私の友人も先日クラスをとったそうで、「ボクシングだし、キュートな男子がいるかも」と期待して行ったところ、その9割が20〜30代のキレイ系の女性だったそうです。

メディテーション・瞑想に関しては、私も7,8年くらい前から色々と試していますが、当時はニューエイジ系か仏教系が中心だったのに対し、最近では、手軽でお洒落なイメージの専門スタジオが次々と登場しています。

『Unplug・アンプラグ』は元マガジンエディターがNYからLAに引っ越した後オープンしたメディテーション専門スタジオ。引越しによるストレスのためにメディテーションのクラスを試したところ、すっかりはまったそうで、手軽に取れる既存のクラスがなかったことから、『メディテーションのソウルサイクル』というコンセプトでスタジオを開いたそうです。

最近ニューヨークでは、バーに行く代わりに、メディテーションスタジオでミングルするのがトレンドと言われており、会費が高めのエクスクルーシブなスタジオでは、ビジネスパートナーや投資家候補との交流の場としても人気だそう。

日本でも少しずつ瞑想が見直されてきていますし、このあたりは注目のエリアと言えるでしょう。ランチタイムや仕事の前後などに手軽に取れる30~45分のクラスを提供するシンプルでお洒落なスタジオか、ラグジュアリーとエクスクルーシブを売りにして会員同士のネットワークも提供するスタジオかどちらかでしょうね。

ビジネスのポテンシャルがあるのは食と体験

今後この分野の起業でまだまだ可能性があるのは何か?
大まかに話すと、”体験と食”でしょうか。既に多くのイベントがありますが、特にミレニアル世代は、物よりも体験を選ぶということは、全ての証拠が指し示しています。バケーション、リトリート、フェスティバルなども含みます。多くのプライベートエクイティやベンチャーキャピタルの資金が体験に向かっています。
 

より健康的なライフスタイルの一環としての健康的な食事へのムーブメントもまだ早い段階にあると言えると思います。人々は自分の体に取り込むものに関して、ますます注意深くなっていますし、この分野は主流派のより深いところまで行くと思います。 

ミレニアル世代の特徴は以前のブログ記事でもご紹介しましたが(ミレニアル世代の特徴と対策)、今アメリカで最も購買力があると言われるこの世代は、まさに”物より体験”の価値観。高級ブランドには興味がない代わりに、自分が心地よいと感じるコミュニティに属するための出費は惜しまないという傾向にあります。

食に関しては、大手食品会社がヘルスフードを提供する小規模な会社を買収する例が目立つようになってきましたね。

私個人の感覚からしても、どれも納得のトレンド予測。特に『体験』は、今後より調査して自分でも体感していきたいエリアです。同士の著書『Sweat Equity』もこの夏じっくり読んでみようと思います。



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