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カテゴリ:Culture > 映画

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Photo/ NYTimes

最近、アメリカのメディアで目にする機会が増えているのが、アジア人俳優の姿。

というのも、ニューヨークタイムズの大ベストセラーにもなっている『クレイジーリッチなアジア人たち(Crazy Rich Asians)』の映画が今月の15日に公開されるからなんです。

2013年に発表されたケビン・クワン氏による同名の小説はアメリカのみならず世界中で大ヒットとなりました。

その後2冊の続編が出版されており、私も大ファンで全作読んでます。





カリフォルニア出身の中国系アメリカ人で、NYUで経済学を教えるレイチェル・チューと、レイチェルのボーイフレンドでシンガポール出身の同じくNYUで教鞭をとるニコラス・ヤングが、ニコラスの故郷であるシンガポールを尋ねると、そこにはレイチェルが想像もしなかった桁違いの富と、常識外れたアジア人のリッチたちが存在していた...
この映画が今、アメリカで大きな話題になっている理由の一つは、主要登場人物が全てアジア人であるということ。

これは、ハリウッドで前例のないことで、今まで、端役としてキャストされていたアジア人の役者たちが皆出演を希望していたと言われる作品。

主役のレイチェルには、当初からアメリカのドラマで活躍しているコンスタンス・ウ(Constance Wu)が決まっていたそうですが、相手役のニコラスがなかなか決まらず、最終的には、演技未経験であるマレーシアの人気司会者であるヘンリー・ゴールディン(Henry Golding)がキャスティングされました。

監督自らインスタグラムをフォローしつつしばらく観察してからコンタクトしたという、このヘンリー・ゴールディンは、白人とのハーフということで、ファンからはそのキャスティングに賛否両論上がっているそうです。

同作品のうまいところは、登場人物が全てアジア人とはいえ、メインキャラクターのレイチェルは、アメリカで生まれ育った現代的なミレニアルで、ニコラスもシンガポール出身とはいえ、イギリスとアメリカで教育を受けて、地に足がついた一見普通のアメリカナイズされた若者ということろです。

この二人と、常識外れのシンガポール・中国・香港といったアジアのスーパリッチたちとのギャップが面白くて、アメリカ人も感情輸入できるのでしょう。

これまで、アメリカの作品に登場するアジア人というと、感情の起伏の少ない大人しい存在だったりステレオタイプにはまったものが多かったので、アメリカでアジア人の子供を育てる身としては、これを機に、アジア人俳優たちの作品や役の幅が広がって、目にする機会が増えて欲しいです。

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ニューヨークのメディアも大絶賛のオスカー最有力候補作品

1950年代のニューヨーク。一目で禁断の恋に落ちた二人の女

本年度のオスカー最有力候補と言われる映画「キャロル」素晴らしかったです。

デパートの売り子として働くテレーズ(ルーニー・マラ)は、買い物にやってきた美しい年上の女キャロル(ケイト・ブランシェット)に心を奪われる。それぞれ夫と子供、そしてボーイフレンドがいる身でありながら、二人は恋に落ちる…

原作は「太陽がいっぱい」などで知られるパトリシア・ハイスミスの「The price of salt」で、当初は別の名で発表していたそうです。彼女の自伝とも言われる同書は、まだ同性愛がタブーだった当時、”ハッピーエンディングで終わる初のレズビアン小説”として伝説の存在だったのだとか。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)と言えば、数年前に主演したウッディ・アレン監督の「ブルージャスミン」でも圧倒されましたが、今回のキャロルも、彼女以外にこの役を演じられる女優はいないのでは?というくらいはまってました。

あの迫力、本当にすごい。

対してルーニー・マラ(Rooney Mara)の初々しさが、ほどよく爽やかなミックスになってます。

欲しいものを追い求める生き方

同性愛者が自由に生きられなかった当時、葛藤を抱えながら”普通”の結婚生活を送っていた人も少なくなかったのでしょう。そんな中、自分の心に嘘をつかず、欲しいものを追い求める生き方に胸を打たれます。

1950年代のファッションや、ニューヨークの映像も素晴らしいです。

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