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カテゴリ:New York > ニューヨークでもがく女たち

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Instagram/ @ satomishiraishi_nydetox

誰の人生においても、良い時ばかりでなく、 低迷期があるのは避けられません。

何もかも上手くいっているように見えたのに、突然、全ての歯車がかみ合わなくなったように、不運や悪い出来事が続くこともあります。

先日、新居に遊びに招いてくれた知人も、低迷期に入っている一人です。

彼女は長身のブロンド美人で、ご主人もハンサムでウォールストリート勤務。

可愛い女の子と男の子に恵まれて、ブルックリンのお洒落な自宅で、幸せを絵に描いたような生活をしていました。

ところが、最近、彼女と子供達が家を出て、別のアパートを借りて、離婚手続きをしていると聞いて驚きました。

なんでも、元ご主人は、まだ友人たちと夜遅くまで遊び歩く生活が諦められず、家庭を一番にしたい彼女との溝が日に日に深まり、毎晩、酔っ払って帰ってきては、子供達にも声を荒げたり、手を上げるようになってしまったのだそうです。

そのため、今、彼は、法的に監視なしでは子供達と会えない状態だと言います。

下の男の子を妊娠中に、ファッション関係の仕事を辞めた彼女は、新しくフリーランスのコンサルタントとして仕事を始めたそうですが、収入が安定せず、健康保険もない状態。業界全体の景気も芳しくなく、なかなか良い仕事がみつからないそう。

それでも、彼女の新しいアパートは、以前より不便な立地になったものの、天井が高く開放的で、光も沢山入る素敵なお宅。何より、きちんと整理され、アートやグリーンが沢山飾られていて、とても気持ちの良い空間でした。

彼女自身、疲れていると言うものの、外見にはそんな様子をみせず、美しさもユーモアも変わっていませんでした。

そんな彼女の暮らし方を見て、数年後には必ずまた上昇すると思いました。

何をしても上手くいかない、やるべきことがありすぎて疲れ切っている...そんな時は誰にでもあります。

それでも、なんとか耐えて、毎日きちんと暮らしていくこと、その積み重ねは、月日と共に大きな違いとなって現れます。

それが、長い目で人生を見た時、困難をプラスに変えるパワーになるのだと、改めて思いました。

★『自分を知るプラクティス』には、華やかなだけでないニューヨーカーのリアルな一面をご紹介しています。Amazonや全国書店で発売中です。



お酒を飲み煙草を吸って不平ばかり言っていた20代を東京で過ごした後、ニューヨークに移り住み、自分探しに迷走をしながら、誰もが振り返る美貌を持つのに男運が全くないイタリア人美女、華やかな生活の陰で毎日不幸を嘆く弁護士、失恋してからずっと摂食障害に苦しむテレビ局勤務のヨギーニなど、様々な人と出会いました。

そんなニューヨーカーとの触れ合いや、数え切れない失敗を通して自分を見つめ直し、ようやく自分を受け入れて、自分の人生を生きる覚悟をした時に分かった「誰とも交換したくない人生」を手に入れる方法。

第一部は東京とニューヨークでの赤裸々な話、第ニ部のは自分を知って自分の人生を生きるための30のプラクティスと、一冊でニ度楽しめる本になっています。

印税の20%は、世界で教育を受けることができず貧しいまま生活せざるをえない環境に身を置く子供達に本を届ける活動をしているNPOであるRoom to Readに寄付させて頂きます。

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私も学んだNYベースの栄養学校『IIN・Institute for Integrative Nutrition』。
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人間だれでも失敗することはあって、けれど、その失敗から学ぶことができたら、失敗も財産になる....常々そう思っています。

だから、何もしないで後悔するよりも、失敗して後悔する方がよほど良い。

けれど、人生には、自分ではコントロール不能なことが起きます。

自分にはどうしようもできなかった、そう分かっていても、一生後悔し続けなくてはいけないこともあるんですね。

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ニューヨークタイムズのベストセラーにもなっている、The New Yorkerのライター・Ariel Levy(アリエル・レビー)の自叙伝『The Rules Do Not Apply』は、どうしようもできない後悔を抱える女性の人生に引き込まれる一冊でした。

Ariel (アリエル)は30歳を迎える前に、10歳年上の女性Lou(ルー)と恋に落ち、結婚します。二人が出会った時、Louは結婚してカリフォルニアに住んでいたのですが、離婚して家を売り、ニューヨークに移り、財産を注ぎ込んでビジネスを始めます。

順調に見えた二人の暮らしですが、アリエルが昔のガールフレンドと浮気をしたり、ルーがビジネスのプレッシャーからアルコール中毒になったり....色々と問題があった後、アリエルは、38 歳の時、友人から精子の提供を受けて妊娠。

そして、妊娠5ヶ月の時、取材のためにモンゴルに行きます。

医師は問題ないと言いますが、周囲は当然大反対。それでも彼女が旅立ったのは、『大きなお腹で未開の地に旅立つ自分像』が好きだったから。

そして、モンゴルのホテルで、夜、まだとても小さい、それでも完璧に人間の形をした、息子を一人で産むのです。

妊娠19週目での出来事。生まれた瞬間、その子は手足を動かしたと言いますが、すぐに息を引き取ってしまいます。

早産の原因は、彼女の胎盤が胎児を支えきれなかったため。

コカイン中毒者や高血圧の患者によく見られる症状で、加齢で起こることもあるそうです。

「長期間のフライトや気圧の影響ではない」何人もの医師からそう言わても、彼女は、自分を責め続けます。

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モンゴルに旅立つ前、彼女は全てを持っていました。

パートナー、生まれてくる子供、精子と金銭的なサポートを提供してくれる予定の裕福な友人....

しかし、子供を失って、ニューヨークに戻ると、  お酒を止めたはずのルーが、毎日朝から飲み続け、まともに会議に出られないほどの状態であったことが発覚し、やがて二人は離婚。ルーのリハビリのために、家もビジネスも手放します。

こうして、モンゴルから戻ったアリエルは、お腹の中の子供も、パートナーも、自宅も、金銭的なサポートも全て失ったのです。

本の中には書かれていませんでしたが、アリエルは、42歳までの4年間、何十回にも及び体外受精をしたそうですが、結局子供を授かることはありませんでした。

私の知人の一人も、40歳から不妊治療を初めて、42歳の時に妊娠したものの、4ヶ月に入る前に流産し、その後、再び授かることはできませんでした。

彼女は、妊娠中、バケーション先のホテルでマッサージを受けたそうなのですが、「マッサージを受けるべきでなかった」と周囲から言われ、そのことをずっと後悔しています。

事故や病気で身内や愛する人を失った場合も、「あの時、こうしていれば....」と後悔し続けるのでしょう。

だから、後悔のない人生を送るためにはこうするべき、という法則は存在しません。

それでも、できることがあるとしたら、今、自分にとって最も大切な人、大切なことは何なのか?という優先順位をはっきりさせること。

そして、守るものや成し遂げることを決めて最善を尽くすということなのだと思います。



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まだ20代半ばですごい美人のアメリカ人の知人が、数ヶ月間デートしていた、20歳近く年上の男性に、「君とは価値観が合わない」という判で押したような理由で、速攻振られて
 
「あいつは絶対ゲイだ」
 
って言いふらしていたのですが、側からみる限り、明らかに他に理由があったと思います。

26歳の美女はなぜ振られたのか

相手の男性は、背が高くてがっしりしたハンサム、かつ成功している投資家で、感じも良い数少ないストレートのシングル。周囲でも「最後のグッドキャッチ」として人気が高かった存在。

そんな彼が、未だにヴィクトリア・シークレットのスエットパンツをはいた26歳のトレーナーにいった...ということでショックを受けていたアラフォー女性も多かったです。

確かに45歳を過ぎて、20歳も年下のトレーナーをひっかけて、数ヶ月でふる、というのは、相当なコミットメントフォビアなのは事実ですが

私が破局を予想したのは、最初のデートの後に彼女が言ったこの一言

「20歳以上年上ってのはひっかかるけど、良い結婚相手だから」


そもそも、彼は結婚を考えるのが嫌で年下の女性にいっているわけなのに、一回デートしたくらいで、この先50年のぶら下がり生活をバリバリ意識されたら、私だって嫌です。

彼女は、「20代で最高の結婚を決める」、という15年前の日本のつまらないドラマみたいな目標を掲げて、キャリアでの目標をこれといって持たない、ニューヨークでは珍しいタイプ。

この人とずっと一緒にいられたら楽しそうだな、という気持ちをすっ飛ばして

この人と一緒になったら良い生活ができる

この人との結婚はステイタスが高い

といったメラメラ燃える依存心がある限り、イコールな関係は作れません。

あなたはどっち派?

特にアメリカは、パートナーには対等な関係を求めるので、一部に例外はありますが、若くて美しければ良いというわけではありません。

この記事にも書いてますが、単なる外見の美しさや刺激よりも、本当に信頼できる相手を生涯のパートナーとしてを選ぶ男性の方が多いのです。

一方で、中国は未だに、若ければ若いほど良い、という価値観で、25歳を過ぎると売れ残りのレッテルがはられ、大学を出ている/バリバリ働いている、なんてとんでもない!という有様だそうです。

日本はちょうどその真ん中くらいなのかもしれませんね。

女としてどちら側のスタンダードで生きていたいですか?


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突然ですが「業」ってあると思いますか?

カルマとも言いますが、「業」の方がすごみがあって好きです。

なんでもかんでも、実体の掴めないものに結びつけるのは好きではありませんが、色々な女性の人生をみていると、これはやはり「業」でしかないのか、と思うことがあります。

note多くの方に読んで頂いてます

まだ3本しか書いていないのですが、ブログより記事あたりのPVが多いです。どんなカウントになっているのか分からないのですが、大勢の方に読んで頂けて嬉しいです。

美容に特化したアンチエイジングマガジンを..と思って始めたのですが、どちらかというと、「NYに住むアラフォー女の本音」的な内容に今のところなってます。

不思議とnoteでは本音が書きやすいようで、ブログやウェブでの連載とは違う感覚で書けるのが面白くて気に入ってます。

4本目は

NYに生息する黒人しか愛せない日本人女性たち

この中に登場する一人の日本女性の生き方を思うとき、いつも「業」について考えます。

人生において追い求めるものは人それぞれ。死を間近にしたとき何を思い出すのかな?なんてことを思います。

ぜひ読んでみてください。

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