日本で『糖質カット』がトレンドになって数年たちますね。
ニューヨークでお会いする日本からの女性たちも、美容に関心が高いほど、糖質カットをしている方が多いです。
日本で言う『糖質』は砂糖などの糖分に加えて、米や小麦など炭水化物も含めて使われていると思いますが、アメリカでもSugar-freeとLow-carbダイエットは定番でして、穀物類を摂取せず、タンパク質と脂質に加えて、野菜や果物を摂取するパレオダイエットやケトダイエットはいまだに人気があります。
私も二度目の妊娠前に、筋トレと夕食から次の日の食事まで、12~18時間あけるインターミッチングファスティングとともに、精製された砂糖、果物、炭水化物を減らして、タンパク質と脂質を増やしたパレオよりの食事にしていたことがあったのですが、面白いくらいに体形が変わりました。(永遠の若さと最大のパフォーマンスを追求する『バイオハッキング』の過去記事はこちらから読めます)
その一方で、極度のエネルギー不足も感じるようになりまして、朝起きて、コーヒーにバターを入れるブレットフルーフコーヒーを飲んで、無理やりエネルギーを上げて運動していたのですが、一日中疲れやすく、特に夕方になると、体がスカスカで、体内の燃えかすをかきあつめてなんとか動いている...という感じでした。
この経験から、炭水化物や糖分を長期間極度にカットするのは体に負担になると感じています。
体のエネルギー分となる糖を摂取しないと、筋肉に蓄えられたエネルギーが使われますので、筋肉が減っていきます。また、脳もブドウ糖をエネルギーとしますので、頭の働きも鈍くなります(脳に必要な糖の過去記事はこちらから読めます)し、過度のタンパク質と脂質の摂取は体に負担になります。
先日発表された研究でも、15000人を25年間観察した結果、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質の摂取量のバランスが寿命に影響を与えているという結果が発表されました。
全体のカロリー摂取量の炭水化物がしめる割合が30%以下というローカーボダイエットをしているグループは、約50%の炭水化物を摂取しているグループに比べて4年寿命が短かったそうです。
さらに、この炭水化物を動物性のタンパク質に置き換えた場合の方が死亡率が上がったそう。
一方で、植物性のタンパク質を増やした場合は死亡率が下がったということです。
ちなみに、ここで言う炭水化物は、米・穀物・糖・芋類・野菜・果物を含みます。
良質な炭水化物としては以下の食品があります・さつまいも・ベリー類やグレープフルーツなどの果物・豆類・玄米などのホールグレイン・玉ねぎ・かぶ類(よりダイレクトなブドウ糖源)・キウイ・グレープ・レーズン・デーツ・蜂蜜・メープルシロップ・ビーツ
体に必要な三大栄養素である糖質・タンパク質・脂質をバランス良く摂取するのは健康の基本ですが、この『バランス』も、個々の年齢・運動量・筋肉量・ライフスタイルなどに応じて様々で一概にこれが良いとは言えません。
極端に偏ったダイエットを長期間続けることは、体に負担になりますので、疲れやすかったり、エネルギー不足を感じる時は、食事やライフスタイルを見直す機会にしてみてくださいね。
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