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カテゴリ: Culture

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アメリカでは、年々エコに対する人々の関心が高まっており、スターバックスではプラスティックストローの使用を廃止するなど、企業をあげてエコに取り組むのは必要不可欠になっています。

過去記事:アメリカでエコの最先端を走るサラダ店Sweetgreen

過去記事:今後の食ビジネスに欠かせないの◯◯の姿勢

エコフレンドリーなハーゲンダッツのデリバリーLoop

そんな中、今年2019年の春にローンチが予定されているLoopは、食料品や日用品を再利用可能な容器に詰め替えてデリバリーするサービスです。

ハーゲンダッツのデイリーフリーアイスクリームから、タイドやセブンスジェネレーションの洗剤まで、ガラスやスティールの容器に詰められた商品が自宅にデリバリーされ、使用後は空の容器をピックアップしてくれます。

ガラス瓶に入った牛乳のデリバリーのモダンバージョンで、フランスとアメリカの一部エリアでサービスが開始になります。

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パートナー企業はネッスルから、ペプシ、コカ・コーラまでそうそうたる名が連なっています。

大手食品会社のエコ事情

例えば、ネッスルでは、2025年までに全ての商品のパッケージを再生可能、もしくは再利用可能なものにするという目標を掲げており、Loopとのパートナーシップは、そのための重要なステップです。

各社がこれほど躍起になるのは、大手食品会社、なかでも ネッスル、ペプシ、コカ・コーラ社らが世界の環境汚染の大きな要因になっていると言われている背景があります。

今後の食ビジネスに欠かせないの◯◯の姿勢 でもご紹介していますが、今ビジネスにおいて、エコやサステナビリティは最も重要なイメージの一つです。

Loopのローンチにより、今後エコが消費者とビジネス両者においてどのように加速していくのか、気になるところです。


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自分を知るプラクティス
白石里美
大和書房
2017-11-17


お酒を飲み煙草を吸って不平ばかり言っていた20代を東京で過ごした後、ニューヨークに移り住み、自分探しに迷走をしながら、誰もが振り返る美貌を持つのに男運が全くないイタリア人美女、華やかな生活の陰で毎日不幸を嘆く弁護士、失恋してからずっと摂食障害に苦しむテレビ局勤務のヨギーニなど、様々な人と出会いました。

そんなニューヨーカーとの触れ合いや、数え切れない失敗を通して自分を見つめ直し、ようやく自分を受け入れて、自分の人生を生きる覚悟をした時に分かった「誰とも交換したくない人生」を手に入れる方法。

第一部は東京とニューヨークでの赤裸々な話、第ニ部のは自分を知って自分の人生を生きるための30のプラクティスと、一冊でニ度楽しめる本になっています。

印税の20%は、世界で教育を受けることができず貧しいまま生活せざるをえない環境に身を置く子供達に本を届ける活動をしているNPOであるRoom to Readに寄付させて頂きます。

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jennifer-aniston-50th-birthday-party
@katehudson
ハリウッドの中でも30代から外見が変わらない変わらないことで知られるジェニファー・アニストン。

今月50歳になるそうです。

最近、周囲でも、てっきり40 代前後だと思っていた方が50歳の誕生日を迎えたと知って驚いたことが一度ならずありました。

40もすぎると、体の中の状態やメンタルも全て外見に出ますから、心身ともに健康な人は外見も若々しいですね。

周囲でも、アラフィフの方は、仕事もプライベートもバリバリのWork hard, play hardを実践している方が多いです。

50 is the new 30なんて言ったりしますが、ジェニファー・アニストンを見ているとまさにそれ。

ボットクスやフィラーなどはしないと公言し、食事、運動、ライフスタイルを徹底的に管理していることはよく知られています。



過去記事
ジェニファー・アニストンが習慣にする20分のワークアウト

プライベートでは昨年、俳優のジャスティン・セローと離婚しましたが、先週末に行われたジェニファーの50歳の誕生日パーティには、ブラッド・ピットも参加してハリウッドでも話題になっていました。

そのブラッド・ピットの昔のガールフレンドでもあるグウィネス・パルトローと。



3人目となる長女を出産したばかりのケイト・ハドソン


50歳でこれだけエネルギッシュな姿を見ると、自分も頑張ろうと思いますね。

若々しい外見を保つには、まず内側から。

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白石里美
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2017-11-17


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oprah-winfrey-pod-cast

ここ数年もはや生活に欠かすことができなくなったのがPodcast。

友人との間でも、『このあいだPodcastで聞いたんだけど...』で始まる会話が増えました。

そんな中で、改めて圧倒的な存在を感じるのがオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)です。

私が今さら説明するまでもありませんが、アメリカでは神と同じような存在として崇める人も多いのがこのオプラ。

個人的に、彼女のトークショーを観て育ったわけではないので、それほどの思い入れはなかったのですが、彼女には他の誰もが持ち得ないパワーがあるのは、Podcastからも明らかです。

オプラは現在Oprah's Master ClassとSuper Soulという2つのPodcastを持っています。

Master Classは毎回一人のセレブリティが自分の生い立ちや人生を変えた出来事などを話すのですが、先日はオプラ自ら登場。



彼女の生い立ちとこれまでの人生が彼女自ら語られるのですが、何千万人もの人に影響を与える人間が持つ圧倒的なエネルギーがひしひしと伝わってきます。

壮絶な生い立ちを乗り越えて、今いる場所に辿りついたわけですが、それを成し得た人間が与えられるものの大きさに圧倒されます。

印象に残ったのが、オプラが『自分のことが書かれた本だ』と心底入れあげていた本『Color Purple』の映画に出演するに至った話。



どうしても出たい!とオーディションを受けた彼女が、その役を得られないと知り葛藤した際に悟ったこと。

Work as hard, do as much, strive, try, give and hope. Then surrender.

やるべきことをやり尽くしたら、あとは神に委ねるだけ。


結局オプラはその役を演じることになりました。

望むことは大切だけど、それだけでは何も変わらない。できることは全てする。その上で手放す。

GoopのPodcastでのオプラのインタビューもおすすめです。


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Marie-Kondo-tyding-up-netflix

NYでコンマリブーム再来

ときめく片付けの近藤麻理恵さんといえば、2015年にアメリカで『人生がときめく片づけの魔法』の翻訳版『The Life-Changing Magic of Tidying』が大ベストセラーになり、一躍時の人になりました。

そんなコンマリさん/Marie Kondoが新しくNetflixに登場したとあって、今年に入ってまたあちこちで名前を聞くようになりました。

先日も、娘のピックアップ時にも、「1話だけ...と思ってKondoをみたら、ついつい全エピソード観てしまった...!」というあるママの発言から、数人のママたちとKondo話で盛り上がりました。

一人、話についてこられなかったあるパパが「なんの話?」と聞くと

「いいからNetflixでKondoって検索して!!」

と言われてました(笑)

また、別の日も、プレイデートで娘の友人のお宅に遊びにいった時に、ママが「Marie KondoのTyding upの本を読んで、要らない物を徹底的に捨ててすっきりした」と言っていました。

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先日は仲のよい友人からNetflixで観て触発されてクローゼットを断捨離中!というテキストがきました。

アメリカでは『コンマリ』よりも『Kondo』として知られてまして、今や、decluttering/整理整頓=Kondoという動詞で使われるほど。

I'm Kondo-ing my closet.

I Kondo'd my closed.


という感じで使われます。

アメリカでときめく片付けが大ブームになったわけ

もはや社会現象とさえ言えるブームですが、なぜここまで流行ったのか?と考えると、アメリカで長く続いた消費信仰に疲れて、新しい価値観を求める人が増えていた時代の流れとマッチしたからのように思います。

テキストを送ってきた友人も、趣味・ショッピング、何かしら理由をつけて買い物するのが好きな人ですが、今後は

『大好きと思える特別なものしか買わない。どうでも良いものを”使えそう”という理由で買わない』ようにするとのこと。

オンラインショップが普及し、クリックひとつで買い物ができるようになったことに加えて、サンクスギビングやアフターホリデーなど、年に数回の大セールで消費を煽られ、またホリデーには、大量のギフトを交換する習慣があることなどから、不要なもので溢れ、それでも買い続ける...という人が多いアメリカ。

それによってクレジットカードの借金を抱え、家の中もぐちゃぐちゃという人も少なくありません。

また、息子を出産してから、色々な方にお古の洋服を頂くのですが、日本人が、状態の良いものを数枚選んでくれるのに対して、アメリカ人は、大きなゴミ袋になんでもかんでもどっさり入れてもってきれくれるんです。

その中からこちらで選んで実際使わせてもらうのは数枚で、残りはどうすれば...!?...という感じ。使えそうなものは寄付に持って行きますが、この辺りにも質より量の文化が出ています。


 

そんなアメリカで、Kondo流のときめく片付けが、買い物の仕方や、物との向き合い方に影響を与え、ひいては心の持ち方や人生観にまで変革を起こしているのでしょう。

加えて、Netflixでは彼女のキャラがたっていて、いかにもアメリカ人ウケしそうな演出。

ママたちも『She is so adorable!(彼女とっても可愛らしいわ)』と言ってました。

日本語で通訳をつけてテレビに登場していましたが、アメリカで、英語以外の言語を話すメインキャラクターが登場する番組は多くないはず。

先日もウォールストリートジャーナルで、Kondoという個人名がCharles Boycottから取られたBoycott(ボイコット)のように動詞として定着している...と紹介されていましたが、Netflixによる再ブームまだまだ広がりそうです。


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theranos-elizabeth-holmes-01
Photo/ Vanity Fair

エリザベス・ホームズが、セラノス社(Theranos)の成功により、史上最年少のセルフメイドビリオネアとしてForbsに取り上げられたのが2014年。

19歳でスタンフォード大を中退し、指先から摂取したごく少量の血液から200種類以上の検査を、既存の検査機関よりも早く安価で、かつより正確に行うことのできる医療テクノロジーを発明した才女として、数々のメディアに取り上げられていました。

私も当時、彼女のことを日本のウェブメディアに執筆させてもらったのでよく覚えています。

セラノスとエリザベス・ホームズの繁栄と衰退

そんなエリザベス・ホームズとセラノス社の大スキャンダルがWSJにスクープされたのが2015年。

同社のテクノロジーには大きな欠陥があり、まともに検査できる状態からはほど遠く、同社が行う大部分の血液検査は他社の既存機器を用いて行われている。自社のテクノロジーで行われていた極わずかの検査も、エラーを無視し、信ぴょう性の低い結果と知りながら患者に通知するといった事実上の詐欺を行っている。

という内容が元従業員らの証言らと共に詳細に記された記事は世界中を震撼させました。

私もこの記事を読んだ時のことはよく覚えていて、その頃彼女がありとあらゆる媒体に登場し、時世代のスティーブ・ジョブスともてはやされていただけに、衝撃が大きかったです。

セラノスのスキャンダルの裏側を描いたBad Blood


そんなスクープ記事を書いたWSJの記者ジョン・カレイロウが今年の5月に出版した『Bad Blood』を読んだのですが、これが思いの外おもしろくて2日間で読んで(というよりオーディオブックで聴いて)しまいました。

Bad Blood
John Carreyrou
Macmillan Digital Audio
2018-05-31




元国務長官のジョージ・シュルツ、元国務長官のヘンリー・キッシンジャー、元国防長官のウィリアム・J・ペリーといった重鎮を顧問におき、クリントン元大統領夫妻やオバマ政権とも関係が深かったエリザベスとセラノスには、シリコン・バレーの著名なベンチャー・キャピタリストから、ウォルマートの創業者一族、さらにはメディア王のルパート・マードックまでが投資していました。

これだけのメンバーが集まりながら、彼らの多くは、エリザベスと、自ら開発したテクノロジーで『世界を変える』という彼女の信念に惚れ込み、10年にも渡り、支援し続けたというのも不思議でしたが、本の中で興味深いラインがありました。

彼らの中にも、エリザベスの執拗なまでの秘密主義や、そのテクノロジーを裏付けるデータの不足、一貫性のなさ、度重なる遅延などから、疑問を持つ人も少なくなかったそうですが、それを無理やり打ち消して目をつぶり続けた理由...

それはFOMOだと言います。

Fear of missing out - この賭けからおりて、もしもセラノスのテクノロジーが本物だったら..
本物であれば、数年後にはFacebookのように、いや、それ以上の存在になるのは間違いないのに、自分だけが取り残されるわけにいかない、そうなったら一生後悔する...という気持ちから、疑いや不安を無視して待ち続けたということ。

その一方で、利権の絡まない従業員や外部のコンサルティング会社などは、同社のテクノロジーが本物でないと言い続けていましたが、役員らやセラノスと契約を交わしていた米大手薬局チェーンのウォルグリーンの幹部らは聞き耳を持ちませんでした。

強い邪念があるとき、感覚が鈍り、正確な判定を下せなくなるということを改めて痛感します。

もう一つ分からないのが、なぜこれほど若く野心家のエリザベスが『サニー』と呼ばれる20歳以上も年上のサニー・バルワニと私生活でもビジネスでもパートナー関係を続け、影響を受け続けたのかという点。

ロータスとマイクロソフトで働き、自らもスターチアップを売却して成功していたというこのサニーは、元従業員らも皆口を揃えて、威圧的で無知で無慈悲な人物だと言っていましたが、写真を見てもただのおじさんで全く魅力がわかりません。

同書によると、サニーがセラノスに加わる前から、エリザベスは世間を欺き、従業員らをコントロールし、その技術や姿勢に疑問を持つ社員を恐喝していたということで、彼の影響で動いていたわけではないようですが、彼女はまだ若く未熟で経験も乏しいだけに、影響力を持つ相手次第で大きく変わっていたはず。

Facebookのマーク・ザッカーバーグのようにコンピューターサイエンスやコーディングならまだしも、 生化学や医療の新技術の達成は何年・何十年もの研究なしではなし得ない...というのは素人でも分かりそうなことですが、彼女の何倍もの年齢で輝かしい功績と経験を持つ周囲の面子を信じ込ませていた彼女のカリスマ性とパフォーマンスはすごいと思いますが...

あれだけ平気で人と世間を欺けるのはソシオパスだからに違いない...という声も聞かれますが、その真意はおいておいて、もう印象的だったラインをご紹介しますね。

アメリカではFake it till you make it という格言があり、実際、スタートアップの成功のエピソードを聞いていても、形になる前からなっているように振舞っているうちに、現実が追いついてきた...といった例は珍しくありません。

エリザベスも、信念と理想が最初にあり、現実が全く伴わないままに、その完成と成功を思い描き前進し続ければ、必ず現実になる...という思いで10年間嘘に嘘を重ねていました。

セラノスの場合は医療技術という人の命を左右するサービスなわけですから、Fake it till you make itでは済まされないのは言うまでもありませんが、シリコンバレーを中心として、アメリカではアグレシッブな姿勢を美徳とするカルチャーが背景にあることは否定できません。

結果を出すためにはどんなことでもする...という強い信念を持つことは大事なことは言うまでもありませんが、それがなんのためなのか?誰の役に立つのか?という基本を忘ると単なる競争やエゴになってしまうんですね。

2018年に入って、エリザベスには今後10年は上場企業のディレクターや役員になることを禁じる命令が下りましたが、また新しい事業に向けて資金集めを始めたという報道も聞かれます。

まだ30代半ばの彼女、これからどのような人生を歩んでいくのか気になるところです。


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