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美容関連の定期購買ビジネスの先駆け『Birchbox(バーチボックス)』が経営危機に陥っている一方で(過去記事はこちらから)、設立から5年足らずで、1ビリオン(1000億円以上)で売却された定期購買ビジネスがあります。

急成長したDoller Shave Clubとは

2011年に設立されたDoller Shave Club(ダラー・シェイブ・クラブ)は、会員になると初月にカミソリが一式届き、月会費を支払うと毎月替えの刃が送られてくるシステムです。

その名の通り、月会費は1ドルから、6ドル、9ドル の3種類ありますが、1ドルのコースには2ドルの送料がかかるので実質は3ドル。オリジナルの髭剃りクリームなどは別途料金がかかります。

 Doller Shave Clubがわずか数年の間で、爆発的に会員数を増やしましたが、既存の宣伝広告はほぼ使用していません。

 

注目のきっかけはYoutube

代わりにスタートアップの成功のきっかけとなったのが、共同創設者の一人、Michael Dubin(マイケル・デュビン)自ら出演するそのyoutubeのビデオ。

2200万回視聴されているそうで、Facebookのフォロワーは300万人とSNSで絶大なリーチ力を持っています。

考えてみれば、成人男性のほとんどは毎日髭を剃り、かつ定期的に刃を交換をする訳ですから、定期購買にはもってこい。買いに行く手間も省けて、3~9ドルの月会費で郵送されてくるのはリーズナブルと言えるでしょう。

このほかにも注目を浴びているのが、スタンフォード卒の29歳、Tristan Walker (トリスタン・ウォーカー)により創設されたBevel(ベヴェル)。

BEVELさん(@bevel)が投稿した写真 -



既存の髭剃りは、黒人男性特有のカールの強い髭が剃りずらく、かつ、商品数も少なかったことから、自らサービスを立ち上げたと言います。

こちらはブラシやオイルなどが全てセットになった初回セットが59.95ドル、その後は3ヶ月に一度29.95 ドルで新しいセットが送られてくるそうです。

そもそも黒人男性には、床屋で髭を剃る文化が根付いているそうで、かつ、その他の人種の男性と比べて9倍もグルーミングにお金をかけるという調査結果があるそう。

定期購買ビジネスブームが続き、各スタートアップの明暗が分かれる分岐点を迎えているようです。



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