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我が家の娘は生後3ヶ月から乳児湿疹を発症し、その後3歳になる前頃まで、ひどいアトピー性皮膚炎でした。
5歳になる今では、冬に体の関節の部分に少し出るくらいでおさまっていますが、周囲にも、喘息や食物アレルギーを持つ子がたくさんいます。
なぜ今生まれる子供たちは、こういった症状を持つ子が多いのか?
4ヶ月前に、息子を出産してから、改めて読み返したMaya Shetreat-Klein 医師のThe Dirt Cureにはその答えが書かれています。
まず、症状の源となっているのが、腸内環境である、ということです。
腸内環境が大切であるといことは、日本はもちろんのこと、アメリカでも認識が広がっていて、アメリカでも発酵食品や、プロバイオティックス・乳酸菌のサプリメントが人気です。
日本では、発酵食品は伝統的に食べられてきた文化ですし、最近のママたちは、味噌や甘酒を手作りしたりと『菌活』している人も多いですよね。
私も、甘酒をはじめとした発酵食品が大好きで、腸内環境には気を使っていたつもりだったのですが、”良い菌”をせっせと取ることだけが、正しい菌活ではありません。
腸内環境には、『良い菌』ばかりを摂取するのではなく、多様性が最も大切だということ。
同書によると、今の子供達の腸内にいる菌の種類が少ないことから、一定の菌が支配しやすい環境になっていて、それがアレルギーやアトピーの大きな原因となっています。
菌の種類が少なくなっている要因としては、以下があります。
・抗生剤の乱用
・加工食品に使用される添加物や農薬、重金属、公害、カビなどの毒素の摂取
・帝王切開での出産と粉ミルクでの育児
・両親の腸内環境
抗生剤は、薬として摂取しなくても、食用の動物や植物を育てる際に使用されているものを日常的に食べていることが多いです。
帝王切開での出産や、出産時の抗生剤や麻酔の使用で、母親の産道から菌をもらえない子供たちも増えていますが、うちの娘と息子も例外ではありません。
昔と比べて、多様な菌に触れる機会が減り、かつ、菌が死にやすい環境にある子供達のためになにができるのか?
・良い土壌で育ったオーガニックの野菜や果物を食べる
・抗生剤やホルモン剤を投与されていない食材を食べる
・加工品を食べない
・発酵食品を食べる
といった食事面に加えて、より多様な菌に触れて維持するために以下も大切です
・土に触れてや泥まみれになる
・様々な動物と触れ合う
・自然の中で遊ぶ
・極端な除菌をしない
・界面活性剤入りの石鹸や洗剤を使わない
5歳になる娘は、今は食べ物のアレルギーはほぼないのですが、今でも、大型の魚や火の通っていない卵の白身、発酵されていない大豆食品など、いくつかの食べ物は口に入れると喉や口のまわりが痒くなるため食べません。
また、公園に連れていくと、遊具そっちのけで、木の周りの土を掘ったり、虫をみつけて遊んでいますが、子供達は本能的に何が良いのか知っているんだなあとつくづく思います。
そんな本能を生かしてあげるためにも、食事はもちろんのこと、普段の生活や遊び方など、もっと気をつけていきたいと改めて思っています。
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