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レクチンって聞いたことありますか?
ニューヨークではここ1,2年ほど耳にする機会が増えたのですが、植物に含まれるタンパク質のことです。
植物は動物たちから食べらるのを防ぐために、自然の防御システムを備えていますが、それがレクチンです。
レクチンと自己免疫疾患
レクチンが特に多く含まれている食材は・大豆や豆類
・米などの穀物
・かぼちゃ・ズッキーニなどのスクアッシュ類
・なす・トマト・ペッパー・トマトなどなす属の野菜
・コーン・コーンを餌として与えられた肉
このレクチンがリーキーガット症候群の原因になると言われていて、これにより、自己免疫疾患や食中毒に似た症状を引き起こしていると考えられています。
特にベジタリアンや健康志向の強い人は、このレクチンを多く含む植物性の食べ物を食べる機会多いと思うんです。
私もその一人なのですが、確かに、過去に今より野菜を生で食べることが多かった数年前に、年に数回食中毒のような症状を起こしていましたし、出産後、何度か円形脱毛症になり、免疫システムに問題があるのかと悩んだことがあります。
近年アメリカでは『レクチンフリーダイエット』といって、レクチンを含む食べ物を避けるダイエットを取り入れる人も増えています。
また、食べ方を工夫することで、レクチンの摂取量を減らすこともできます。
レクチンを減らす効果的な方法としては
・発酵
・浸水
・圧力鍋の使用
・レクチンを含む野菜は皮や種を除いて食べる
などがあります。
例えば、健康食品として人気のあるキヌアは、レクチンの含有量が多いそうですが、キヌア発祥の地である南アメリカでは、48時間浸水させた後発酵させて食べるのが一般的だったそうです。
近年では、アメリカでアレルギー元として敬遠されがちな大豆も、日本では味噌や納豆など発酵させて食べることが多い食材です。
お米や豆類は日本人が良く食べる食材ですので、完全にカットすることは難しいですが、浸水や発酵などは取り入れやすいと思います。
また、体に良いと思って毎日食べていたら、そのレクチンの影響を受けていた....ということを避けるために、毎日同じものを食べるのではなく、日替わりで色々な食材を摂取することも大切です。
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