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アメリカの人気皮膚科医たちが口を揃えて、『エイジング肌に最も効果があるプロダクト』と評するレチノール(レチノイド)。

NYで注目の植物性レチノール

日本でも特にエイジング向けの商品に広く使用されていますが、レチノイドとはビタミンA誘導体のことで、コレーゲンの生成や細胞のターンオーバーを即し、シワの改善、毛穴の引き締め、シミの改善にも効果があるとされています。

レチノールを使用していると肌がより紫外線に敏感になるため、基本的に夜のみ使用すること。そして日中は必ず日焼け止めを塗ることが大切です。

また、ビタミンCと併用すると肌に刺激を与えることがあるため、同時に使用できません。

加えて、パラベンやジブチルヒドロキシトルエンといった保存料が使用されているレチノイド商品は、肝臓や肺への影響が報告されているため避けた方がよいでしょう(参照文献)。

胎児への影響がある可能性があるため、妊娠中や授乳中は使用できません

市販の商品に使用されているレチノールの多くはラボで合成されたものや、牛、鳥の肝臓、卵、魚など動物から摂取されたものが一般的ですが、最近では、メロン、人参、さつまいもなど果物や野菜、さらにローズヒップなど植物から摂取された植物性のレチノールを使用した商品も次々に登場しています。

ラグジュアリーなクリーンビューティのさきがけであるTata Harperからはローズヒップから抽出されたレチノール配合のフェイスオイルが登場。

新注目成分・バクチオール

オランダビユという植物の種子から抽出された『バクチオール・Bakuchiol』は、レチノールと同様に、細胞のターンオーバーやコラーゲンの生成促進に効果があるとして注目されています。

バクチオールは、レチノールと異なり日中使用することも可能で、刺激も少ないため、敏感肌でも使用することができると言われています。





『クリーンビューティ』ブームで、植物由来のレチノールやバクチオールの需要は高まる一方です。


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