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今週に入ってNYのフードビジネス界でニュースになっていたのが、シェアキッチンのPilotworks(旧Brooklyn Food Works)が突然キッチンをクローズして廃業したというニュース。

NYで人気のシェアキッチンが廃業に

シェアキッチンとは、プロ仕様の用具を揃えたコマーシャルキッチンを時間貸ししているもので、フードスタートアップが、工場を借りほどの規模に成長するまでの間、一時的に使用するのが一般的です 。

スペース貸しだけでなく、メンバー向けのメンターシップやワークショップなども提供しています。

今回廃業したPilotworksは、2016年にニューヨークのブルックリンにオープン以来、ダラス、シカゴ、ポートランドにもキッチンをオープンしていました。(NYで急成長するシェアキッチンの過去記事はこちらから読めます)。

同社は、スープで有名なCampbell Soupのファンドを含むいくつかのベンチャーキャピタルに加えて、人気サラダチェーン店のSweetgreen(アメリカでエコの最先端を走るサラダ店Sweetgreenの過去記事はこちらから)のファウンダーを始め、アメリカで加熱するフードデリバリー会社の一つであるSeamlesのファウンダーなど、フードビジネス界のそうそうたるメンバーから2017年に13ミリオンドルの出資を受けていました。

会員数も全米で200を超えており、順調に見えたものの、拡大路線を取りすぎたことが破綻の原因とも言われています。

実は、このニュースが発表されるわずか3日前に、日本からのクライアントさんと同社のブルックリンのキッチンに視察に行っていたので、今回のニュースには特に驚きました。

視察したときは、たくさんのメンバーがキッチンを使用中で、普段通りに営業していました。ブルックリンだけで、現在120ほどのメンバーがいると話していましたが、メンバーの中には、キッチンが廃業になるわずか数時間前にメールで知らされて、荷物を引き取るように通告された人もいるそうです。

一方で、Pilotworks以外のシェアキッチンへの投資も活発に行われており、カリフォルニア発のKitchen Unitedは、10ミリオンを調達し、新たに12 箇所拡大すると発表しています。

突然廃業するNYのフードビジネスの裏側

このPilotworksの破綻の数ヶ月前にも、元祖ローフード・ヴィーガンフードレストランのスターシェフであるマシュー・ケニー(Matthew Kenney)が創設し、外部の会社に運営委託していたヴィーガンクッキングスクール・Plant Labが突然廃業しました。



ニューヨークをはじめ、ロサンゼルスやバルセロナなどでもスクールを開いていた同社からは、多額の授業料が返金されていない生徒がたくさんいる状態です。

Matthew Kenneyと共にニューヨークのローフードレストラン・Pure Food & Wineのオーナーシェフであったサルマ・メルンガイリス(Sarma Melngailis)のスキャンダルもあり、多くのセレブリティも訪れていた同レストランも2016年に閉店しています。

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続・NYローフードレストランオーナーの転落の真相と心の闇


ニューヨークやロサンゼルスで火がついたトレンドは、3年から5年で日本に上陸するのが一般的ですが、成功の裏には、それ以上に廃業になるビジネスがたくさんあります。

日本でフードやウェルネスに関するビジネスをされる場合に、NYやLAで成功したモデルからはもちろんですが、失敗例から学べることもたくさんあります。

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