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現在アメリカで25歳から44歳の働く女性のうち独身女性の割合はどれくらいだと思いますか?

2018年時点では独身女性の割合は41%ですが、2030年には45%になると言われています。

女性がバリバリ働いているイメージのあるアメリカで意外な数字じゃないですか?

アメリカで女性の仕事と育児の両立が難しい理由

個人的にも想像以上に多いと思う反面、納得する部分もあります。

というのは、私も出産してからフルタイムの仕事を辞めて自分で会社を起こして仕事をしているのですが、その理由の一つには、ニューヨークのチャイルドケアの高額さからする両立の難しさがあります。

2歳以下の子を保育園やナニーにフルタイムで預けると、月に最低で3000ドル、30万円以上かかります。

娘の時はそれを払って仕事を続けたのですが、二人になると、それに加えて上の子のアフタースクールもあります。

それだけ払って他人に預けて、子供との時間は満足に取れず、かつ、疲れ切って消耗する毎日。

ですので、今は1日数時間シッターさんにきてもらって自宅で仕事をしています。もっと仕事をしたいし、焦る気持ちもありますが、今は子供との時間をたくさん持てる時期と思うようにしています。そのバランスが本当に難しく感じます。

二人目を産んでから仕事を離れる人は私の周囲にもたくさんいます。

よほど稼いでいるか、好きな仕事でない限り、一度仕事を離れて育児に専念するという選択肢を選ぶ女性(中には男性も)は、想像以上に多いんです

子供がある程度の年齢になると仕事に戻る人も多いですが、25歳から44歳というと、ちょうど未就学の子供がいる年齢。

そして、子供を産んで仕事を離れると、当然家計に慎重になり、働いていたころより消費額が減るのは容易に想像できます。

一方で、モルガンスタンレーの調査によると、独身女性による、衣料品、靴、化粧品、食事、贅沢品に加えて、Tesla等のエレクトリックカーへの出費も今後ますます増えるとのこと。

経済力のある独身女性により恩恵を受けるのは、一定のビジネスだけではありません。

彼女たちは、結婚して子供がいる女性よりも、他人にかける時間やお金に寛大になれる傾向があるため、友人、親戚、同僚、後輩のケア、趣味や習い事への投資など、より広くそのリソースを還元する人も多いはず。

私の妹も、バリバリ働く独身女性なのですが、そんな叔母が娘は世界一大好きだし、私の友人の年上の女友達も独身で子供がいないのですが、子供たちを自分の親戚のように可愛がってくれて、とても気にかけてくれます。

そう考えると、周囲の独身女性たちに支えられている部分も多いと思うんです。

それに感謝すると同時に、女性の仕事と育児の両立をより促進するのであれば、国もチャイルドケアを充実させて費用を下げることをもっと推し進めてほしいです。

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