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タグ:ダイエット

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「運動も週一回ヨガをしてるんですけど、全然痩せなくて」

スターバックスでキャラメルマキアートを飲みながら”万年ダイエット中”のある女性がそう言ったので、ちょっとびっくりしてお茶をむせそうになったことがあります。

運動なしでダイエットはあり得ない

個人的には、「痩せる」「カロリー計算」「ダイエット(食事制限という意味の)」といった言葉は全く信じないのですが

「運動する」 「エンプティカロリー(栄養素を含まないカロリー)を控える」ことなしに体調を整えることはできないと思っているので

スターバックスに入る度に糖分をたっぷり摂取+運動は週一のヨガのみ=体型を変える意思がない

と受け取ります。

今の状態でハッピーならば全く問題ないのですが、それで”痩せるサプリ”を取ったり、ジュースクレンズしてみたり...というのは、心身とも消耗しそうです。

アメリカでは「ヨーヨーダイエット」と言いますが、極端に食事を制限して体重を落としたかと思えば、数ヶ月後にはリバウンドしてさらに体重を増やす、この原因は根本的な生活習慣によるところが大きいですよね。

これを改善するためには、運動すると決めて実行する、メリハリをつけて飲食をする、ことだと思います。

太らない生活習慣


・食べる時間に注意する
甘いものはランチ後か午後のスナックタイムに。夜は早い時間に食べ終わる。ダラダラ食べ続けない。当たり前のことですが、これだけで全然変わってくると思います。

・無意識に高カロリーエンプティフードを摂取しない
会話に夢中になってなんとなく飲むキャラメルマキアートで300カロリー摂取するよりも、きちんとしたセッティングで小さなケーキをゆっくり食べた方が満足度が高く、暴飲暴食を防げるのではないでしょうか。

・カロリーよりも栄養価を考える
ケーキ一つとアボカド一個は同じカロリーでも、栄養素も体への影響も全く異なります。数字ばかり気にすると憂鬱ですが、栄養価が高くて美味しいものを適量食べて満足、という意識を持つことで、いつのまにかそんな食事を美味しく感じるようになる気がします。

・朝歯を磨くのと同様に運動を習慣にする
一日の中で一番意思が強く持てる朝に20分でも良いので、体を動かす時間を確保する。20分運動すると気分が良くなってきて、あと20分運動を続けたくなるものです。


あとは、私の経験からすると、数字を気にするよりも、たまに全身が映った自分の写真を見る方がよほど切実に生活習慣を変えようって気になります

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ブームが続くパレオダイエット

日本でも「パレオダイエット」話題になってますよね。

飽きやすいアメリカ人の間でも、ここ数年間続いているトレンドです。

ご存知の方も多いと思いますが、パレオダイエットとは

旧石器時代つまり原始人の食事法を真似たもので、炭水化物、乳製品、豆類、添加物、調味料を摂取せず、野菜、肉、魚、果物、ナッツ、卵を中心とした食事です。

もともとアメリカ人は、炭水化物、添加物、加工食品を控えて、良質のタンパク質を中心としたダイエットを好むこともあり、パレオダイエットのコンセプトは広く支持されています。

食事法だけでなく、携帯やSNS依存の増加が叫ばれる中、原始的なライフスタイルを取り入れて、電子機器の使用を制限するというスローライフ的なコンセプトも注目を集めた要因の一つかもしれません。

パレオダイエットの根本

そんなパレオダイエットの根本としてあるのが、現代社会で肥満、糖尿病、ガンなどが急増している背景には、原始時代と比較して大幅に変化した食生活があるというもの。

特に精製された炭水化物や加工品を避けること。体質によっては乳製品や小麦を控えること、などが 大事だそうです。

乳製品と小麦といえば、私も控えた方が断然体調が良くなる食材でもあります。

乳製品を食べると必ず肌が荒れるのと、小麦を含むグルテンは食べた途端に体がだるくなって眠くなるんですよね。

アメリカでは、肌あれや体重が落ちにくい場合は、まず乳製品、砂糖、グルテンをカットするのが定番です。

砂糖を控えたい...という方はこちらのエントリーも読んでみて下さい。

砂糖中毒の治し方

原始人が食べていたものなら何でも良いわけではないと思いますが、日本の伝統食などのように、長年食べ続けられているものはやはり安心できます。その点、遺伝子組換えなどの新しい技術は、数十年後どうなっているか分からない、という点ではやはりできるだけ避けたい、と個人的には思います。

また、パレオでは赤身を含む肉の摂取も推奨していますが、これは体質によって、適切な摂取量が異なりますので、体調の変化を観察して目安を持っておくといいかもしれません。私もそうなのですが、日本人は赤身の肉が消化しにくい体質の人も多いようです。ちなみに肉食のイメージがあるニューヨーカーも、赤身はしゅうに1、2回と制限しているのが一般的です。

日本でも「糖質制限」が流行っていますが、無理に全ての炭水化物をカットするよりも、精製されたものをやめて、玄米や穀物などの質の高いものを適量取る方が無理なく続けられると思います。

食事法の話になるといつも同じセリフを言っていますが、どんなダイエットが良いかというのは体質や年齢によって違いますし、加えて極端なものは避けて、バランスの取れたものが一番だということは言うまでもありません。



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ファスティングやクレンズの弊害

ニューヨークでは、数年前まで、ジュース、スムージー、ローフードが大ブームになっていましたが、今では一段落し、その付き合い方もすっかり変わりました。

以前は、ランチの代わりにグリーンジュースを飲んだり、ジュースファスティングとして、一定期間ジュースだけで過ごす人も多かったのですが、現在では健康的な食生活の一環として、無理なく毎日の生活に取り入れるようになったのです。

ジュースだけのクレンズは、消化器官を休ませて、酵素、ビタミン、ミネラルなどをダイレクトに摂取できるという利点はあるものの、果物を多く使用したジュースでは、糖分を摂りすぎてしまいますし

ファスティングやクレンズ中の空腹感や減退感、血糖値の上下による気分のムラもおこりやくなります

私も4〜5年前は、毎朝コールドプレスジュースを飲み、頻繁にジュースファスティングをしていました。

ジュースクレンズ中は老廃物も沢山排出しますし、生きた栄養素のおかげで肌もツヤツヤになりますが、運動や仕事をするエネルギーが維持出来なかったり、クレンズ後にリバウンドで食べ過ぎてしまったり

ライフスタイルとして取り入れるには注意点も多いように感じていました。

確かにファスティング後の爽快感は素晴らしく、気分もハイになるのですが、その後食べ過ぎてしまったり、ファスティングの時期が近づくと鬱気味になったりしていたのです。

あの頃は、定期的に行わないと体に老廃物が溜まってしまう!と思い込んでいましたが、体にはもちろん心にも大きな負担になっていたように思います。 

ニューヨークではクレンズの概念が変わった

そんな中、ニューヨークで注目を浴びるようになったのが、不要なものは省き、体が本当に必要とする栄養素をしっかり摂取するという「食べるクレンズ」です。

ジュースに代わって、野菜中心で、繊維も摂取できるスープによるクレンズ

さらに砂糖、小麦粉、乳製品、添加物などの不要な食材を排除した「クリーンイーティング」と呼ばれる野菜、果物、穀物、豆類、良質の油を中心とした食べるクレンズを、空腹を我慢しないクレンズとして取り入れるニューヨーカーが増えています。

私も今では、ジュースはたまに購入して飲む程度で、ファスティングもしていません。

朝食はプロテインパウダーを入れたグリーンスムージー、昼は卵、豆類、サーモンなどのタンパク質とキノアや玄米などのタンパク質、夜はスープ、グリルした野菜と魚など、バランスの取れた食事を心がけて、極端なダイエットは避けています。
 

日本でのジュースブームへの懸念


日本でもここ1、2年ジュースやローフードが流行っていますが、必要な栄養ををしっかり摂取せず、極端なファスティング、クレンズ、ローフードに偏った食生活で、糖分ばかりの食事になっている 人が少なくないように思います。

体に無理がある極端なファスティングやクレンズよりも、毎日の生活で負担なく取り入れられるサステナブル(持続可能)な健康的な食事の方が、心も体も安定してハッピーになりますよ。

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