『ナチュラル』『オーガニック』のフレーズがついていると、それだけで安心.....
そう思って選んだ製品、本当に『ナチュラルでオーガニック』ですか?
微量のエッセンシャルオイルを始めとした天然の成分が使用されているものの、合成界面活性剤を始めとする合成化学成分がどっさり入っている製品も、残念ながら少なくありません。
原料リストの中にこれらの成分をみたら、要注意。
アメリカのサイトから、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、日本で有害と認識されている成分や、使用に規制がかかっている成分のリスト、前回(こちらから読めます)に続き、残りの10種です。
有害化粧品成分
11. DMDMヒダントイン (DMDM HYDANTOIN)防腐剤として使用される。日本では一定の用法と量に限定されているが、欧米では使用頻度が高い。アレルギー、免疫低下、発がん性など様々な弊害がある。
12. オキシベンゾン (OXYBENZONE)
紫外線吸収剤としてUVケア製品に使用される。環境ホルモンや発がん性がある。
13. ハイドロキノン (HYDROQUINONE)
シミや色素沈着の治療薬としてアメリカで頻繁に使用される。日本では2%までの配合が許可されており、それ以上は医師の処方が必要。高濃度で使用すると発がん性があるとされる。
14. タルク (TALC)ベビーパウダー、パウダーファンデーションなどに使用され、卵巣がんやアレルギーの原因となる。
15. イミダゾリジニル尿素 (IMIDAZOLIDINYL UREA)
化粧品の保存料として使用され、アレルギー、免疫低下、発がん性など様々な弊害がある
16. トルエン (TOLUENE)
ネイル用品に使用される。 頭痛やめまいに加えて、長期間に渡る使用により神経系へのダメージがある。アメリカでは近年ネイルサロンに従事する人の健康被害が問題になっている。
17. メチルイソチアゾリノン (METHYLISOTHIAZONLINONE)
化粧品やシャンプーに使用され、アレルギーや皮膚炎を引き起こす恐れがある。
18. トリクロサン (TRICLOSAN)
石鹸、ハンドソープ、歯磨き粉などに使用される殺菌成分。環境ホルモンとして作用し、生殖器や胎児への影響、発がん性がある。
19. ミネラルオイル (MINERAL OIL)
栄養素を一切含まない鉱物油は、肌に膜をはり、水分の蒸発を防ぐ。ベビーオイルやワセリンにも使用され、アトピーの治療に使用されることも多いが、近年は天然の栄養素を含む植物性オイルが好まれる傾向にある。
20. トリエタノールアミン (TRIETHANOLAMINE)
ローションやシャンプーに使用されるpH調整剤で発がん性がある。
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これらの成分は、異なる名称で表記されていることもあるので、残念なことに、とってもややこしいです...
見慣れない成分をみたら、それがどんなものなのかをチェックすることを習慣にしたいですね。
また、どんなに気に入っている製品でも、使い続けるのではなく、いくつかを交互に使うことで、同じ成分ばかり摂取してしまうのを防ぎましょう。
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