NYは朝晩涼しくなってすっかり秋の気配になってきました。カルフォルニアの山火事のニュースをみて、またそんな季節になってしまったかと思っていたのですが、年々山火事の数が増えているだけでなく、期間も長くなっていることが伝えられています。

地球温暖化で被害が増す山火事

これは地球温暖化により気温が上昇し空気が乾燥して山火事が広がりやすいことに加えて、山火事が発生しやすいエリアの人口が増えていることも原因の一つだと言われます。

山火事で家やビジネスが燃えてしまった場合、火災保険で同じ土地に立て直すのが一般的ですが、山火事が起こりやすいエリアでまた同じような建物を立て直すのは得策でないことは明らかです。

せめて火災に対応した規制が必要ですが、火災で焼けてしまった人からすると、保険の範囲内でできるだけ安く早く立て直すことを優先するため、政府が規制を加えることが困難になっていると言います。

そんな事情では悲鳴をあげるのが保険会社で、山火事のエリアにある家やビジネスの保険を更新しない...という方針を新たに打ち出したことで大きな問題となっているそうです。

火災保険に加入できないとなると、火事で焼けた際は、オーナーが自腹で立て直さなくてはならず、火災が頻繁に発症する地では致命的ですし、売却も難しくのは想像に難しくありません。

ひとまず自治体が保険会社に1年間の更新拒絶を禁じる命令を出したそうですが、その後どうなるかは未定だそうで、今後より大きな問題になっていくのは間違いありません。

山火事地帯のオーナー・政府自治体・保険会社の苦悩

カリフォルニアの地理にさほど詳しくないニューヨークの人間からすると、これほどまでに毎年山火事が増えていると、カリフォルニアは、”年間を通して気候が良い””広い家で暮らしやすい”といったイメージから、”山火事”というインパクトに塗り替えられてしまいます。

これまで冬になるとニューヨーカーたちはカリフォルニアへの移住を夢見てきましたが、3年ほど前からは誰かが『カリフォルニアに引っ越せたらなあ』というと『山火事があっても?』という会話が定番でしたが、この冬は『カリフォルニアに移住したい』という発想自体がなくなってしまいそうです。

山火事はカリフォルニアだけでなく、オレゴンやワシントン州でも起こっていますし、フロリダの洪水など温暖化現象による自然災害は年々ひどくなる一方です。

これにより居住することが困難になる地域が増えてくることは明らかで、これ以上大きな被害が出る前に抜本的な対策を取る必要があるのは疑いの余地がありません。

その際にオーナー・政府自治体・保険会社の3社がどのように折り合いをつけていくのか、とても難しい問題です。

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