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自己免疫疾患と聞くと、橋本病や膠原病の名前が浮かぶ方が多いと思いますが、ドライアイやドライマウス、湿疹、関節の痛みなども自己免疫疾患が原因の可能性があるのをご存知ですか?

ご存知の通り、自己免疫疾患とは、異物を認識して排除する体内の免疫が、自分の正常な細胞に対してまで過剰に反応してしまい、その細胞や組織を攻撃することによる症状です。

女性の自己免疫疾患の発症率は男性の16倍!?

この自己免疫疾患は男性よりも女性にはるかに多く見られ、例えばドライアイや関節の痛みの原因になるシェーグレン症候群の女性の発症率は男性の16倍にもなるそう。

私も20代後半からひどいドライアイに悩んでいて、娘を妊娠中から出産後の数年間は、これまた自己免疫疾患の一つである円形脱毛症にもなりました。

なぜ女性の発症率がこれほど高いのか?というと、その体の構造にあるようなんです。

先日Trends in Geneticsで発表された記事によると、自己免疫障害が女性の胎盤と密接に関連している可能性があるとのこと。

自己免疫疾患と胎盤との関係

この記事によると、女性の体は妊娠して胎盤が形成される際、その胎盤と退治を異物と判断して拒絶しないよう免疫系に指令を出します。

一方で、免疫系を休止させてしまうと病原体などに抵抗できなくなっていまうため、妊娠中に一部の免疫系を停止しても、それに対応できるよう、女性の体は生殖期を通してより免疫が強化されるよう作られているのではというセオリーです。

近年では女性が出産する回数が減ったため、胎盤が作られることを前提とした免疫系の強化により、過剰に攻撃的になってしまう結果、害のない組織などを攻撃してしまうことで免疫疾患が起こるのではないか。

個人的には自身の経験からも納得のセオリーだと感じていますが、理論を裏付けるデータはこれから収集されるようです。

私の知人の一人も、長年原因不明の皮膚疾患や倦怠感、関節の痛みなどの症状に悩まされていたそうで、いくつものドクターをまわって検査をしても原因がわからなかったそうなのですが、1年ほど前に、自己免疫疾患が関連しているらしいことが分かったそうです。

上記の症状や原因不明の不調が続いている方は、一度チェックされてみてください。



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